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エボマガ×ASCII.jp号 ラリージャパンに参戦! 第7回

最終日のDAY3でまさかのリタイア!

2008年11月07日 22時16分更新

文● 真鍋裕行

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16:00 #64増村選手・渡辺選手フィニッシュセレモニー

 DAY3のスタートでは総合39位だったが、フルアタックの結果や、周りのマシントラブルもあり、なんと27位でフィニッシュ。WRCのマシンやチームも表彰されたポディウムに登り、フィニッシュセレモニーが行なわれた。完走した全マシンは、このようなフィニッシュセレモニーを受けることができるのだ。なお、ラリージャパンの優勝者はBP Ford Abu Dhabiミッコ・ヒルボネン選手であった。しかし、3位につけたCitroen Totalセバスチャン・ローブ選手はシリーズ終了前に5年連続ドライバーズチャンピオンに輝いた。WRC史上、前人未踏の記録である。そんな華やかなセレモニーの様子を紹介しよう。

08年のラリージャパン王者に輝いた、ミッコ・ヒルボネン(右)

トミ・マキネンの4年連続チャンピオンを抜き、5年連続という記録を打ち立てた、シトロエンのセバスチャン・ローブ(右)

苦しい戦いを勝ち抜き、チーム全員で喜びを分かち合う

優勝者には副賞として、パイオニアのプラズマテレビ「KURO」が贈られた

こちらはPWRC優勝者のユホ・ハンニネン選手

PWRC3位、日本勢で最上位だった新井敏弘選手


16:30 サービスパーク撤収開始

 チームスタッフはゴールの余韻を味わうこともなく、すぐに撤収作業にかかる。作業工具やスーパーハウスの備品などを含めると、トラック1台分にもなる荷物の量なので時間がかかる。ワークスや周りのチームも同様にテントをたたみ、工具や備品類を片付けているようだ。


21:00 マシンのパルクフェルメ解除

 ゴールしたマシンは、車両保管(パルクフェルメ)される規定となっていて、フィニッシュセレモニーが終わったら、すぐにマシンを引き上げられる訳ではない。パルクフェルメの解除が21時頃で、そこから、今回ワンメイクで使われたピレリタイヤを返却する予定だった。しかし、あまりの本数の多さからか、ピレリ側から「使用したタイヤの6本までは買い取りで」というアナウンスがあった。6本以外のタイヤに関しては、やはり返却しなければならないようだ。

 エボマガASCII.jpランサーは6本しか使っていなかったので、すべて買い取り。ランエボIX(増村車)は、8本使用していたので、2本を返却し、この日の作業はすべて終了した。

 しかし、スタッフの仕事はこれで終わるワケではない。家に帰るまでがラリーなのである。

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