16:00 #64増村選手・渡辺選手フィニッシュセレモニー
DAY3のスタートでは総合39位だったが、フルアタックの結果や、周りのマシントラブルもあり、なんと27位でフィニッシュ。WRCのマシンやチームも表彰されたポディウムに登り、フィニッシュセレモニーが行なわれた。完走した全マシンは、このようなフィニッシュセレモニーを受けることができるのだ。なお、ラリージャパンの優勝者はBP Ford Abu Dhabiのミッコ・ヒルボネン選手であった。しかし、3位につけたCitroen Totalのセバスチャン・ローブ選手はシリーズ終了前に5年連続ドライバーズチャンピオンに輝いた。WRC史上、前人未踏の記録である。そんな華やかなセレモニーの様子を紹介しよう。
16:30 サービスパーク撤収開始
チームスタッフはゴールの余韻を味わうこともなく、すぐに撤収作業にかかる。作業工具やスーパーハウスの備品などを含めると、トラック1台分にもなる荷物の量なので時間がかかる。ワークスや周りのチームも同様にテントをたたみ、工具や備品類を片付けているようだ。
21:00 マシンのパルクフェルメ解除
ゴールしたマシンは、車両保管(パルクフェルメ)される規定となっていて、フィニッシュセレモニーが終わったら、すぐにマシンを引き上げられる訳ではない。パルクフェルメの解除が21時頃で、そこから、今回ワンメイクで使われたピレリタイヤを返却する予定だった。しかし、あまりの本数の多さからか、ピレリ側から「使用したタイヤの6本までは買い取りで」というアナウンスがあった。6本以外のタイヤに関しては、やはり返却しなければならないようだ。
エボマガASCII.jpランサーは6本しか使っていなかったので、すべて買い取り。ランエボIX(増村車)は、8本使用していたので、2本を返却し、この日の作業はすべて終了した。
しかし、スタッフの仕事はこれで終わるワケではない。家に帰るまでがラリーなのである。
この連載の記事
-
第8回
ゲーム・ホビー
ラリージャパンより帰還! 兵どもが夢の跡 -
第6回
ゲーム・ホビー
DAY2は長距離を走るハードな日 -
第5回
ゲーム・ホビー
DAY1スタート! エボマガASCII.jpランサーは順調な滑り出し -
第4回
ゲーム・ホビー
華々しくWRCが開幕! その裏では? -
第3回
ゲーム・ホビー
車検を受けたエボマガASCII.jpランサー -
第2回
ゲーム・ホビー
エボマガASCII.jpランサーが雨の中をシェイクダウン! -
第1回
ゲーム・ホビー
WRC 第14戦 ラリージャパンに向けていざ発進! -
ゲーム・ホビー
エボマガ×ASCII.jp号 ラリージャパンに参戦! - この連載の一覧へ