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エボマガ×ASCII.jp号 ラリージャパンに参戦! 第6回

DAY2は長距離を走るハードな日

2008年11月06日 20時47分更新

文● 真鍋裕行

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13:30 #64増村選手・渡辺選手サービスイン

特に問題なくサービスイン。やはり路面がかなりスリッピーなようで、リアの車高アップを施す。それとともに、アライメントを調整。ルーチンワークも行ない、30分のサービス時間をフルに使用し午後のSSに向けてスタート


14:15 #83松井選手・田巻選手サービスイン

昨日夜のサービスでフロントの足まわりにガタ付きがあるのではというメカニックの報告があり、緊急でサスペンション交換を決行。後に、原因がサスペンションでなかったことが判明したが、30分のサービスでサスペンション交換。それ以外に、ロングステージのSS13で右側面を切株にヒットしたとのことで、状況を確認して走れる応急処置を実施。ホイール、フロントバンパーやマッドフラップ、サイドステップなどかなりのダメージが見られた


17:00 #64増村選手・渡辺選手 ミッショントラブル発生

 SS17を走行中にミッショントラブルで走行不能になったという一報が入る。この時点で、他のマシンは次のSSを走っているようで、リタイアが決まってしまった。SSの出口までは、レスキューのクルマにより脱出させてもらったようで、サービスパークからスタッフが向かう。約1時間後にスタッフと合流し、牽引して札幌ドームまで戻ってくることになった。詳しいトラブルの原因は、ギアボックスのトランスファーの損傷で、今日中に直すことができれば、明日からの再出走が認められるようだ。


20:00 #83松井選手・田巻選手サービスイン

 午後はSS16、17が他車のマシントラブルやアクシデントにより競技途中でコースの使用ができなくなったようだ。なので、走ったSSはショートステージの3本だけ。だが、午前中にヒットした右側面の修復が昼のサービスで終わっていないために、ルーチンワークに加えて行なう作業がたくさんある。

 また、コースの轍が相当深いようで、下まわりをかなりヒットしている様子。そのため、フロントバンパーやリアバンパーも脱落寸前になっていた。それらの補強作業と、ボディ右側の修復を行ない、夜の45分サービスは終了。今回のサービスも時間ギリギリで間に合ったのでタイムオーバーによるペナルティもなく一安心だ。


22:00 #64増村選手・渡辺選手 マシントラブル修復開始

 エボマガASCII.jpランサーのサービスを終え、増村車のトランスファー交換に入る。修復に使用できる時間は3時間で、それを過ぎたらタイムアウト。この時間の間に、本来は夜のサービスで行なうはずだったルーチンワークも行なうので、かなり際どい時間配分が要求される。そのため入念なミーティングを行ない、作業を開始する。トランスファー交換は、メカニックがオイルまみれになりながらも2時間で終了し、ルーチンワークもその後の1時間かけてじっくり作業する。予定の3時間が経ち、明日の再スタートにこぎつけることができた。

 すべての作業が終わったのは、日付が変わった2時。DAY3はスタートが6時と早いために数名のスタッフはサービスパーク内で仮眠を取り、翌朝のスタートに備える。今日は、ドライバー、サービススタッフともに体力的にかなりハードな1日となった。

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