インテルCore 2ファミリーの後継となる次世代CPU「Core i7」(開発コードネーム:Nehalem)を搭載したPCのデモが複数ショップで一斉にスタートした。
今月登場が予定されている新型「Core i7」は、同社初の1ダイでのクアッドコア化、統合3次キャッシュメモリーの搭載、内蔵型メモリーコントローラー、CPUとチップセットなどを結ぶ新インターコネクトバス「QPI」(QuickPath Interconnect)の採用などが特徴の製品。
そのほか、動作していないCPUコアの電源を完全に切ることで、動的にCPUコアが消費する電力を低減することができる「Integrated Power Gate」、CPUコアが停止して消費電力が低減している余裕を利用し、動作しているCPUコアを高クロックで動かす「Turbo boost Technology」といった新機能も用意されている。その他「Core i7」の詳細については「2009年のCore i7はこうなる!? ロードマップ公開」や「次世代CPU「Core i7」の詳細が明らかに!」に詳しいので、そちらを参照していただきたい。
以下は各ショップのデモの様子。マザーボードは、すでにお伝えしているように「X58」+「ICH10R」搭載製品で、CPUやマザーの予価を掲示しているところも見られた。
ドスパラ秋葉原本店
「Core i7 Extreme 965」(3.2GHz)とMSI製マザーボード「Eclipse SLI」を組み合わせたデモ。インテル製SSDを使用し「Crystam Disk Mark」での計測値も公開している
ツクモパソコン本店
TSUKUMO eX.
「Core i7 Extreme 965」(3.2GHz)とインテル製マザーボード「DX58S0」を組み合わせたデモ。メモリはCorsair製DDR3を3枚3チャンネル動作。VGAにはGeForce 9800 GX2を使いPhysXにGeForce 8800 Ultraを使用
T-ZONE.PC DIY SHOP
「Core i7 Extreme 965」(3.2GHz)とインテル製マザーボード「DX58S0」を組み合わせたデモ。アクリルケースに搭載されており、内部は見やすい。ドライブはIntel製SSDを使用している
BLESS秋葉原本店
「Core i7 Extreme 965」(3.2GHz)とインテル製マザーボード「DX58S0」を組み合わせたデモだが、さらにVGAはRadeon HD 4850をCrossFireで動作。ハイエンドながら比較的スタンダードな構成といえそうだ
クレバリーインターネット館
