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ガジェットで自転車ライフをもっと便利に! 第2回

GPSで変わる自転車ライフ ケータイ編

2008年11月04日 21時47分更新

文● 荻窪 圭

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帰宅したらパソコンでチェック

 さあ、走った結果はパソコンで見るべし。「au Run&Walk」のサイトを開き、ログインすればいい。PCサイトへのログインIDとパスワードはモバイルサイトから入手できる。

「au Smart Sports Run&Walk」サイトの起動画面。右上にIDとパスワードを入れてログインする

 これが楽しいのだ。1ヵ月単位で、いつどのくらい走ったかをグラフで表示してくれるし、個々の走行を「リプレイ」すると、その日にどこをどう走ったか、(おおまかな)地図と(おおまかな)高低図で図示してくれる。

今月の成果。「Bike」タブをクリックすると自転車モードで走ったグラフが出てくる。今月はたった3回しか走ってない……のではなくて、「au Run&Walk」を使ったのが3回だけって事です。為念

個々の走行をリプレイできる。地図にそってアイコンがずずずっと動いていくさまはなかなか楽しい。地図の右上に「エクスポート」ボタンがあるのに注目

 でもこれだけでは、自分で楽しめるだけである。特に走行結果を公開する機能はない。ちょっとさびしい。

 そういうときは「この地図のデータをエクスポート」する機能を使おう。ワークアウトデータを「KML形式」でダウンロードできるのである!

このように「workdout_~」というファイル名でダウンロードされる

 走行データがローカルに落ちてくれば、あとはそれをどう使おうとこっちの勝手である。

 今回はグーグルマップに張り付けて公開してみた。マイマップで新しい地図を作り、先ほどのKMLファイルをインポートするだけだ。

新しい地図を作って、インポートする

きれいに走行ルートがはりつけられました。拡大すると細かな道がずれてたりショートカットされてたりするが、それはあとで編集すればOK。すばらしい!

 等々力渓谷を出発して野毛大塚古墳に寄り道して、途中で環八を避けて用賀中町通りを北上し、千歳船橋駅(この日はここで人と待ち合わせしてたので)というルートがマッピングできた。

 あとは自由に。

 自宅から走り始めたから公開したとき住所がばれちゃう、ってときはルートを編集して自宅から離れた場所をスタート(あるいはゴール)地点にしてしまえば問題ない。その辺は自己責任で。

 ここまでくれば作った地図を公開することもできるし、ブログパーツとしてその地図を自分のブログなどに貼り付けることもできる。

 例えば、「自転車散歩ブログ」なんてのが地図付で簡単に作れるわけだ。こうなってくると面白いではないか。

 自転車&GPSの入門機器としては、auのケータイはなかなかよくできているのである。「au Run&Walkアプリ」やサイトはときどきバージョンアップされて機能が増えるのでマメに確認すべし。

 でも、もっと楽しめる「スマートフォン」もある。それが「iPhone」。次回はiPhoneと自転車の話をしよう。

(次のページへ続く)

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