2007年9月に発売され、デジタルガジェット好きの間に話題を呼んだ、ソニーの踊るデジタルオーディオプレーヤー「Rolly」に、新型の「SEP-50BT」が登場した。メモリー増量、カラーバリエーションの追加といった正当進化はもちろん、Rollyならではの「動く・踊る」の機能が拡充されているのがポイントだ。
中でも一番のポイントが、「複数台で同時に踊る」複数台セッションの機能だ。Bluetooth通信機能を持つパソコンとの連携が前提だが、最大7台のRollyをタイミングを合わせて踊らせられるようになった。複数台のRollyが、一糸乱れぬパフォーマンスでくるくる回る様はとても面白い。同じ曲、同じモーションで動かすだけでなく、別々の曲やモーションで踊らせることもできるようだ。
Bluetoothを使った通信機能も改良された。Bluetooth経由でパソコンや携帯電話機上の遠隔操作ソフトから、Rollyをラジコン自動車のように自在に動かせるようになっている(対応する携帯電話機は、auの秋冬モデル。ソフトはソニー公式携帯サイトから無料ダウンロード)。
内蔵するフラッシュメモリーは2GBに倍増。パソコンや携帯電話機上で再生中の楽曲を確認したり、選択したりもできるようになった。細かい改良点だが、モーション再生中でもパソコンや携帯電話機から音量を調整したり、モーションの連続再生ができる。
カラーバリエーションはホワイト、ピンク、ブラックの3色。いずれもVAIO type Cのカラーリング(関連記事)に合わせた色となっている。なお、ブラックはソニーの直販サイト「ソニースタイル」の限定モデルである。
予想実売価格は4万円前後で、ソニースタイル限定モデルの価格は3万9800円。発売時期は11月下旬の予定。
