コツをつかめば便利! マウスジェスチャー機能
ポインティングデバイスであるフラットポイント(タッチパッド)には、操作面の大きな特徴が隠されている。パッド上で円を描くように指を動かすと上下/左右スクロールができる「カイラルモーション」や、画像やウィンドウ内の文字の拡大縮小を行なえる「ピンチ」、素早く指をスライドさせることで指を離してもしばらくカーソルが動く「モーメンタム」といった機能が搭載されているのだ。
特に便利だったのがピンチで、ウェブサイトの小さい文字をしっかり読みたい場面では有効に利用できる。なおフラットポイントの下には指紋認証センサーがあり、Windowsのログオンやウェブサイトで安全かつ簡単に認証が行なえる。こちらも使い勝手を向上させる仕組みと言えるだろう。
オフィスユース/パーソナルユースの 両方を満たせるマシン
ノートパソコンの使い勝手で気になるものといえばキーボードだ。特に携帯性の高いノートパソコンの場合、キーボードの打ちやすさが犠牲になるケースが多い。しかしFMV-BIBLO MG/B80Nでは約19mmのキーピッチが確保されており、ストレスのないキー入力を可能にしている。
添付ソフトの充実ぶりにも注目したい。オフィスユースでは必携のWordとExcel、PowerPointの3本がセットになった「Office Personal 2007 with PowerPoint 2007 Service Pack 1」がプリインストールされているほか、「広辞苑 第六版」や「リーダーズ英和辞典」「新和英中辞典」など、全14種類の辞書も搭載されている。
14.1型ワイド液晶搭載モデルの価格は18万9800円から。デスク上でのメインマシンとしてもモバイルマシンとしても使いたい、あるいは家庭とビジネスの両方で使いたいといった欲張りなユーザーには、まさにぴったりの1台だろう。