10月19日(日)、航空自衛隊百里基地で航空観閲式が実施された。麻生首相臨席の下、陸海空三自衛隊隊員760名、そして航空機82機が参加した大規模なイベントだ。今回、ASCII.jpでは防衛省の協力の下、航空観閲式取材を敢行、本記事はそのフォトレポートとなる。
航空観閲式とは
航空観閲式は航空自衛隊が担当し三年に一度開催されるイベントで、11月1日の自衛隊記念日を祝して開催されるモノだ。なお、三年に一度、ということで昨年2007年は陸上自衛隊が担当する中央観閲式が、2006年は海上自衛隊が担当する観艦式がそれぞれ開催されている。開催場所は百里基地。この百里基地は茨城県中部にある基地で、2010年からは軍民共用の茨城空港となる予定だ。
なお、このイベントは基本的には一般非公開であり、観客として入場できるのは、日本駐在の外国武官、そして隊員の家族などの招待客などとなる。そして観閲官として時の首相が来場する。今回は麻生首相が来場した。
観閲式開始前は充実の地上展示を堪能せよ!
今回は、基本的に招待客のみということで、基地内の混雑度は極めて低かった。とはいえ、格納庫内で行なわれていた各種展示、中でもF-15JとF-2のコクピットを見学できるコーナーは大人気で、一時は行列が45分待ちになっていた。
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