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買う前に、読む! 新MacBook はじめてガイドブック 第1回

リポート:新MacBookシリーズ説明会@アップルジャパン本社

新MacBookの魅力を大いに語る

2008年10月20日 18時00分更新

文● MacPeople編集部

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今までの操作感はそのまま、さらに機能アップしたトラックパッド

──さて、40%ほど大きくなったマルチトラックパッドに話を移しましょう。最初はエリアのどこでもクリックできるのが今までの操作性と異なり、正直「嫌だなぁ」と思っていたんです。でも実際に触ってみると、今までどおり下の部分を押せばクリックになるわけで、従来と同じ操作感も再現できる点に少し感動を覚えました。

 トラックパッド全体がボタンになっているので、指で押すと軽く沈んで押した感触があります。ですから、ボタンがないといっても、下にボタンがあったときと同じように使えるわけです。

 新MacBookシリーズでは、ピンチイン/アウト、2本指スクロール、3本指でスワイプといったMacBook Airまでに実現していた操作に加えて、右クリックエリアの設定や、4本指スワイプにも対応しています。4本指で上下にスワイプさせるとExposé、左右にスワイプさせるとアプリケーション切り替えが可能です。

System Preference - TrackPad

システム環境設定の「トラックパッド」でマルチタッチの設定ができる。右クリックエリアは「副ボタンのクリック」にチェックを入れると有効になり、右下/左下のいずれにも割り当てられる。ボタンのパーツとしては独立していないものの、ちょうどトラックパッドの下部に2つのボタンを搭載しているWindowsノート機と同じ操作感だ

 トラックパッドは表面にエッチング加工を施したガラスを採用しているので、心地よいドラッグ感をもたらすとともに、キズや摩耗にも強い設計なのです。


グラフィックを中心に劇的なパフォーマンスアップ

──特徴の最後はパフォーマンスに関わる米エヌビディア社製のグラフィックプロセッサーでしたね。そもそも新MacBookシリーズはシステムバスが1066MHzに向上したうえ、メモリーも新世代のDDR-3規格を採用するなど、そのパフォーマンス向上にかなり期待しています。

 新MacBookシリーズでは、すべてのモデルで「NVIDIA GeForce」シリーズを搭載しています。ほかのノートパソコンのように、グラフィック性能を犠牲にしても安く提供するという妥協はしていません。しかも、今回のアップデートで今まで辛かったような処理でも十分高速に動くはずです。間違いなく、過去最速のMacBookシリーズとなっているでしょう。

 MacBookも、Intel GMA X3100の旧モデルと比較して「Call of Duty」で6.2倍、「Quake 4」で5.0倍、「Doom 3」で5.0倍、「Unreal Tournament 2004」で2.5倍と、3Dゲームで圧倒的なベンチマークを記録しています。

Benchmarks

ウェブサイトの製品紹介では、同社が実施した新MacBookシリーズのベンチマークのグラフを閲覧できる

 またMacBook Proでは、MacBookと同じ統合型の「GeForce 9400M」と、独立型の「GeForce 9600M GT」という2つのグラフィックプロセッサーを利用できます。通常の利用では省電力の少ない「9400M」、ApertureやFinal Cut Pro、3Dゲームといった最大限のグラフィックパフォーマンスが必要なときは「9600M GT」というように使い分けられるのです。

MacBook Proの「システム環境設定」→「省エネルギー」パネルでは、「GeForce 9600M GT」を使う「バッテリー寿命優先」と、「GeForce 9400M」を使う「パフォーマンス優先」を選べる。選択後、再度ログインすると有効になる

 MacBook Proのグラフィックプロセッサーの使い分けは、こういうふうに理解していただけるとわかりやすいでしょう。「9600M GT」を使ったときは2倍のパフォーマンスを得られ、「9400M」のときはバッテリー駆動時間が1時間伸びる、と。

──MacBook Proユーザーといえども、ウェブブラウズやメールといった一般的な用途で使っているシーンは多いでしょう。そういったときに、この切り替えはありがたいと思います。

 新MacBookシリーズはこれだけの機能を搭載していながら、バッテリーの駆動時間もしっかりと確保しています。これは、アップルがソフトとハードの双方を開発しており、その両面からアプローチできるからこそ実現できることなのです。

──性能もデザインも非常に魅力的なMacBookシリーズですが、もうひと声安くなるとありがたかったのですが……。

 今回紹介している「新しいMacBookシリーズ」は、確かに従来のラインアップよりも若干高くなって14万8800円からです。しかし、アルミニウムボディーでこの性能を得るには、つい先日まで24万9800円(旧MacBook Pro 2.4GHzの価格)しました。そう考えると、10万円もお求めになりやすいんですよ。

 「新しいMacBookシリーズ」としてはご案内しておりませんが、さまざまなお客さまのニーズに応えるため、11万4800円のポリカーボネート製MacBook 2.1GHzや、フルHD表示に対応した17インチMacBook 2.5GHzも引き続き販売しています。

──そういえば、新MacBookシリーズにはFireWire 400ポートがありませんが、これはどういった意図によるものでしょう。

 ストレージやデジタルビデオ製品を調べるとUSBが主流になっているので、FireWire 400ポートがなくても十分満足のいく結果になると考えています。


(次ページに続く)

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