東京ゲームショウ2008レポート 第21回

ゲームと音楽をもっと良い関係に　「GMT2008」開催！

ゲーム大好きアーティストが幕張メッセに集結！

“YMCK”

　ファミコンなどのゲーム機から流れる8bitサウンド、いわゆる「ピコピコ音」を使った音楽“チップチューン”で活躍するユニット“YMCK”が登場。まず、ステージ前方の大型スクリーンに、YMCK GALAXYという哀愁すら感じる、どこか懐かしい80年代ゲーム機の画面を思わせる映像が流れた。

来場していたお客さんの中にはチップチューンミュージックに馴染みのない人もおり、映像が流れた瞬間には、戸惑いの声も上がっていた

　ムービーが終わるとステージには“YMCK”のメンバーが姿を見せ、「カレーライス」の替え歌、「satarlight」「GO,YMCK GO！」「Major Swing」「夢の中へ」「アラド戦記」の6曲を演奏した。途中、機材トラブルが発生してしまったが、2009年に放送予定のアニメ「アラド戦記」のED曲として決まっている最新曲「アラド戦記」がお披露目されるなど、非常に密度の濃いライブパフォーマンスとなっていた。

この日、お披露目された「アラド戦記」のED曲「アラド戦記」はテレビアニメ用の楽曲としては異色の楽曲になることが予想される注目の曲だ

“迷彩”

　「GMTフロントアクトオーディション」では、惜しくも優勝を逃してしまったダンスユニット“迷彩”がステージの幕間に華麗なるダンスを披露。次のアーティストの準備が整うまでの時間を盛り上げた。

ステージ上ではジャージ姿だった迷彩の3人だが、MCによるとそのジャージの下には鍛え上げられた肉体が隠されているとのことだ

“エイジア エンジニア”

ダンスと軽快なラップでステージを賑わせた“エイジア エンジニア”の4人。しょこたんファンのなかにも戸惑いながら両手を突き上げている姿が見られた

　丸大食品がんばれ！ニッポン！キャンペーン応援ソングとして「誰にも負けない！」が採用された“エイジア エンジニア”が登場。ステージに姿を見せると、来場しているファンの間からはメンバーへと黄色い声援が上がったほどの人気ぶり。イントロに続いて「スーパーヒーロー」と「絶対負けない！」のショートバージョンをそれぞれ披露し、トークを挟んで「Orion」や片思いをイメージした「何も言えずに」、「HAPPY」など5曲を歌い上げた。

ゲーム、漫画が趣味というエイジアエンジニアのメロディーメーカーのSHUHEI

ステージ上を右へ左へと忙しく動いていたZRO。メンバーソロパートでもバックパフォーマンスを行っていた

今回のライブでは最も女性からの掛け声が多かったように感じられたYOPPY

エイジアエンジニアのなかでは、一番のゲーマーと紹介されていたKZ

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