今年、地デジを最も「キレイ」に観られる液晶テレビはコレらしい?!
東芝「REGZA」
2008年秋冬、東芝「REGZA」のキーワードは「超解像」。低解像度の複数の画像から1つの高解像度・高精細な画像を創り出す技術で、要は1440×1080ドットの地デジ放送をフルHD解像度(1920×1080ドット)での表示用に補正(複数回のプロセスを経て、映像収録時のデータに近付けるアップスケーリング)するものだ。(関連記事)
またUSBやeSATAなど外付けHDDに番組を録画できたり、パソコンとカンタンにHDMI接続できたりと、パソコンユーザーにとっては「待ってました」という機能がズラリとそろっている。ぜひ店頭でいじり倒していただきたい。
ちなみにここで紹介している3機種のほかにも、低価格帯の「H7000」「C7000」シリーズがあるので、お安め狙いの方はそちらもチェック。
内蔵HDD+USB HDDで完璧録画「REGZA ZH7000」
300GBの内蔵HDDに加え、USB外付けのHDDやネットワークストレージにも録画可能な液晶テレビ。「おまかせドンピシャ高画質」「おまかせドンピシャ高音質」の2大ドンピシャ機能により、映像・音声ともに視聴環境にぴったりなものに自動で調節してくれる。
USB HDDでお好み録画「REGZA Z7000」
「Z7000」は基本的にZH7000と同じ仕様で、内蔵HDDが省かれているモデル。同じ画面サイズで約3~5万円ほど安めの価格になっているので「外付けHDDにしか録画しない」という人にはこちらがオススメだ。
内蔵+eSATA HDDさらに3色!「REGZA FH7000」
ZH7000と異なり、eSATA接続の外付けHDDを使用できるFH7000。こちらもZH7000より安く、さらに3色のカラーを用意するなどお得なモデル。40V型でも33万円前後という価格はかなり注目どころ。ただしネットテレビ「アクトビラ ビデオ・フル」などには非対応。
型番 | 画面サイズ | 解像度 | 超解像技術 | 録画機能 | 予想実売価格 |
52ZH7000 | 52V型 | フルHD | あり | 内蔵HDD+USB HDD | 53万円前後 |
46ZH7000 | 46V型 | 45万円前後 | |||
42ZH7000 | 42V型 | 38万円前後 | |||
46Z7000 | 46V型 | USB HDD | 40万円前後 | ||
42Z7000 | 42V型 | 35万円前後 | |||
37Z7000 | 37V型 | 28万円前後 | |||
46FH7000 | 46V型 | 内蔵HDD+eSATA HDD | 40万円前後 | ||
40FH7000 | 40V型 | 33万円前後 | |||
42H7000 | 42V型 | なし | 33万円前後 | ||
37H7000 | 37V型 | 24万円前後 | |||
32H7000 | 32V型 | ワイドXGA | 19万円前後 | ||
42C7000 | 42V型 | フルHD | なし | 24万円前後 | |
37C7000 | 37V型 | 20万円前後 | |||
32C7000 | 32V型 | ワイドXGA | 14万円前後 |
この連載の記事
-
最終回
AV
ソニーの薄型テレビ「LEDバックライト」最強説を検証する -
第5回
AV
世界最薄「つまめるテレビ」、ソニーZX1脅威の仕組み -
第4回
AV
パナソニックに聞く!進化するプラズマの映像美 -
第3回
AV
東芝の新型テレビ「超解像技術」に隠れた本当の狙いとは -
第2回
AV
薄型テレビ10の疑問と3つの地雷~2008年冬 -
AV
【目次】冬ボーナスで買う薄型テレビ - この連載の一覧へ