ついに1TB HDDも内蔵、手ごろで便利なプラズマが欲しいなら!
パナソニック「VIERA」
BDレコーダー「DIGA」とのリンク機能など、初心者でもカンタンに使えると定評がある「VIERA」。最新作は年末~正月にBD映画を見るのにもってこいのプラズマテレビだ。
ハリウッド映画スタジオで使われるデジタル映画用の広色域をほぼ完璧にカバーした「シネマライブ画質」により、BDに収録されたハリウッド映画を本来の美しさにリマスター(補正)できるのが特徴となっている。
1TB HDD内蔵の便利なプラズマ「VIERA PZR900」
ついに同社初となる大容量の1TB HDDを内蔵。俳優の名前などを登録しておけば、HDD容量の限界まで自動で録りまくってくれる(満タンになったら古い番組から自動消去する)「おまかせ録画」がかなり便利だ。カンタン操作でYouTubeを観られるのも楽しい。
世界最大のプラズマテレビ「VIERA 103PZ800」
記事執筆時において、問答無用で世界最大のプラズマテレビ。画質も迫力も価格もとにかく圧巻だ。もちろんBDレコーダー「DIGA」とのリンク機能も使えて操作もカンタン。今年どーんと飛躍したアナタ、次のステージに進む前に103V型なんていかが。
型番 | 画面サイズ | 解像度 | 特殊仕様 | 実売価格 |
TH-50PZR900 | 50V型 | フルHD | 1TB HDD+YouTube視聴 | 54万円前後 |
TH-46PZR900 | 46V型 | 48万円前後 | ||
TH-42PZR900 | 42V型 | 42万円前後 | ||
TH-103PZ800 | 103V型 | 世界最大のプラズマテレビ | 560万円前後 |
自社開発プラズマパネル、最後にして最高の頂点に
パイオニア「KURO」
今回の2機種を最後に、プラズマパネルの自社開発を終了するパイオニア。あまたのAV評論家をうならせてきた、究極とも言えるその美しさはここに来て最後の大きな進化を遂げている。
新モデルは視聴している環境やコンテンツの入力信号によって最適な映像を再現する「新リビングモード」「ディレクターモード」を搭載。ライティングが明るい量販店でのインパクトは非常に地味だが(場合によっては「色薄くない?」などと誤解されかねない)、「分かる」人には感涙ものの出来になっている。
ちなみに同社は、今期からパナソニックとの共同開発で普及帯のプラズマパネル製造に着手している。この残酷なまでに完璧な美しさを観ないまま、日本の薄型テレビを語ることなかれ。
美しい日本のプラズマ「KURO KRP600A」
業界が認める、プラズマテレビの1つの頂点。従来機から黒色表示時の輝度を5分の1に低減し「黒」の表現をさらに磨いた。また「人の肌」や「芝生」など、映像をパーツごとに最適化する技術を搭載。持っていることがステータスになる極上の一台だ。
型番 | 画面サイズ | 解像度 | 実売価格 |
KRP-600A | 60V型 | フルHD | 94万円前後 |
KRP-500A | 50V型 | 67万円前後 |
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