auはBluetoothで対戦ゲーム
KDDIのブースでは、ハドソンの「桃太郎電鉄WORLD対戦版」や、コナミの「モバイル・パワフルプロ野球 VS! 公式ライセンス版2008」などの、Bluetooth通信機能を使った新作対戦ゲームに注目が集まっていた。
端末同士の通信にBluetoothを使うので、パケット代の心配をせずに対戦ゲームが楽しめるのが利点だ。しかし逆にいえば、周囲にいる人物としか遊べないので、携帯電話機ならではのメリットが生かせているかに疑問も残る。
Bluetooth通信による対戦は、上述の2作以外にも、リズムアクションなども出展されていた。採用タイトルは今後も増えていきそうだ。
またほかには、携帯電話機のゲーム画面をゴーグル型のヘッドマウントディスプレーに投影するという技術の参考出展も行なわれて話題を呼んでいた。あくまで技術展示というレベルだが、モーションセンサーで携帯電話機を動かして遊ぶタイプのゲームと組み合わせて、「電話機の画面が見えなくても遊べる」というところがウリらしい。ボウリングやスノーボードのゲームでデモが行なわれていた。携帯電話機とディスプレーの接続方式は不明。
デモとしては見栄えがしたのだが、実用的なアイデアかと言えば、問題多しと言わざるを得ない。なによりヘッドマウントディスプレー自体が、ケータイ以上にかさばるのだ。常時持ち歩いてどこでも手軽に、というケータイ向けゲームのセオリーとはマッチしないのではなかろうか。
DSの人気ゲームのケータイ版も
ケータイ向けゲームでは、「モバゲータウン」を展開するディー・エヌ・エーは、独自ブースを展開して、新作ゲーム10タイトルなどを出展していた。
なかでも、ニンテンドーDS用の人気アドベンチャーゲーム「レイトン教授」シリーズの新作として、ケータイオリジナルの「レイトン教授と死鏡の館」体験版が出展。人気作品のオリジナル新作ということで、足を止める来場者が多かった。
そのほかにも、最大4人同時プレイできるアクションRPG「エルヴァリエ~魔石の守護者~」や、オンラインRPG「ラストガーディアンオンライン」など、ネットワーク対応RPGも出展。「モバゲー=ライトなゲーム」というイメージからの脱却を目指すかのような、じっくり楽しめるゲームのラインアップも強化していくようだ。
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