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写真で見る、Eee PC 901-Xとの違い

国内発売が待ち遠しい! 「Eee PC S101」に触った

2008年10月07日 20時58分更新

文● 広田稔/トレンド編集部

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カラバリ

左からブラウン/グラファイト/シャンパン

国内発売モデルの「Eee PC 901-X」と速攻比較!


8.9型液晶ディスプレーの901-Xと比べると若干大きい

重ねたところ。奥行きは変わらない

前面(左)と背面(右)。901-Xと並べると、S101の薄さが際立つ

側面

S101のほうがキーボードの縦幅が広い。またS101はタッチパッドのクリック部分の分け目がなくなっている

 既存のEee PCユーザーとして歓迎したいのは、SSDの容量だ。Eee PC 901-Xでは、Cドライブが4GB、Dドライブが8GB、合計12GBのSSDを備えていた。S101のWindows XPモデルでは、Cドライブのみで16GBという構成に変更されているため、起動ディスクにアプリケーションを保存しやすくなった。

ジョブズ持ち

余談だが、薄いノートブックと言えば、Mac Book Air。一緒に台湾を取材していたアスキー総研遠藤諭所長に「ジョブズ持ち」をしてもらった

 説明員によれば、このSSDはMLC方式のものを採用しているという。901-Xでは、Cドライブにデータの読み書きが高速で、書き換え耐性に優れたSLC方式を、Dドライブにより安価で大容量を実現できるMLC方式を採用していた。

 起動ディスクがMLC方式になったことで、アクセス速度の低下が懸念されるが、その点はSSDのコントローラーを高速化したことで対応しているという。しばらく触ったぶんには、体感的にもそこまで遅くなったとは感じなかった。

 ASUSによれば、この内蔵SSDは16/32/64GBともに、単一のモジュールを利用しているとのこと。また、内蔵SSDは取り外せる仕様で、端子の形状はバッファローが発売しているEee PC 901-X用の増設モジュールと同じだ。ただし、S101の内蔵SSDはユーザー側での交換を想定しておらず、本体カバーを外しての作業となるので、カスタマイズに慣れていない人が モジュールを交換するのは難しい。


初出時、SSDはオンボードと誤って記載しておりました。訂正してお詫び申し上げます(2008年10月8日)


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