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Xbox 360はどう変わるのか? キーマン泉水氏に聞く!

2008年10月07日 22時00分更新

文● 内田幸二(聞き手) 撮影● 高野裕靖

キャッチフレーズに込められた意味とは

――今回のキャッチコピー「すすめ ワクワク」は、値下げと連動して、ゲームユーザーを「ワクワク」させる流れになっていると思いますが、いかがでしょうか?

泉水 ぜひ皆さんにワクワクしていただきたいですね。ただ、今回の値下げは何かを狙ってしたのではなくて、実はかなり前から展開として計画されていたものです。結果的に、1万9800円となった「Xbox 360アーケード」が据え置き型ゲーム機の最安値になりましたが、それはあくまでも2次的な現象なんです。

――1万9800円という「Xbox 360アーケード」の価格は、普段からゲームをそれほどやっていない友達などにも薦めやすくなったと思いますね。

泉水 Xbox 360アーケードには、256MBメモリーユニットやXbox LIVEアーケードのタイトルを同梱しているので、それを買えば今すぐ始められますしね。とにかくXbox 360の良さはプレイしていただくとよくわかるんですが、まずやってもらうために、ハードの価格をできるだけ安くしたいというのが我々の思いです。

同梱版

11月20日にはラスト レムナントと通常版をセットにした「Xbox 360 ラスト レムナント プレミアムパック」が3万4800円で、数量限定発売される。ソフトのほかに「オリジナルフェイスプレート」、「プレミアム サウンドトラックCD」が同梱される。それぞれを単体で購入するよりも3190円お買い得だ

 その結果が今回のXbox 360アーケードの1万9800円なんです。本体が普及することでゲームが売れる、ゲームが売れることでさらにたくさんのゲームが発売される。そういったポジティブな循環にできるだけ早く入ることができるように今まで活動してきました。そして現在、上向きなスパイラルにちょっと入ったかなというのが実感ですね。


今週末に開催される東京ゲームショウに向けて

――現時点でも年末にかけて、かなりのソフトラインナップが揃っていると思うのですが、東京ゲームショウ(以下、TGS)に向けて意気込みなどをお願いいたします。

泉水 TGSを迎えるに当たっての柱としてあるものは、先程お話しした「ゲームのラインナップを充実させる」ことです。それも、「国産タイトルと海外タイトルをバランスよく配分し、最高のラインナップを提供するということ」を目指しています。そういった意味では、その集大成が今年の年末商戦に向けてのラインナップだと思っています。

 弊社からは年末に発売を予定している「Fable II」(12月18日発売予定)と「バンジョーとカズーイの大冒険: ガレージ大作戦」(12月11日発売予定)を出展いたしますし、スクウェア・エニックス様の「ラスト レムナント」(11月20日発売予定)や、ベセスダ・ソフトワークス様から発売される海外のタイトル「Fallout 3」(12月4日発売予定)も出展していただきます。

 また、その先のラインナップを知っていただくためにブース内では、「スターオーシャン4 -THE LAST HOPE-」(スクウェア・エニックス/2009年春発売予定)やカプコン様の「バイオハザード5」(2009年3月12日)など、期待作も展示します。また、TGSで発表することになるタイトルも用意してありますので、みなさんぜひ期待していてください。

――本日はありがとうございました。

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