ここがヘンだよ、オークションの写真!
オークションサイトの出品物を見ていると、少しでも注目されようとタイトルに「★☆」「■□」といった記号を入れていたり、検索用タームをクサるほど本文に入れたりしているものが目立つ。売りたい気持ちはわかるが、ちょっと逆効果なんじゃないか。
特に中古品の製品説明で「キズなし」「美品」とか連呼されていても、個人の主観によるところが大きい。購入してからキズが思ったより多いとか、意外と汚れているなどとトラブルになることを防ぐためには、ちゃんとした写真を提示するのが一番だ。
筆者も使わなくなったアイテムをいくつも出品してきているが、経験則からしても、やはり写真写りのよかったもののほうが高値で落札されやすい。
今回は細かい撮影技術以前の、基本となる「5大テクニック」を扱う。これらがなぜオークション撮影に効果的なのかを説明しつつ、撮影例を披露していこう。また、記事の最後ではラクして効果の上がる撮影用グッズ(小物)も紹介する。