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ハンドルだけじゃない、実力も最高峰

「最速のレッツ」Let'snote F8の実力を試す

2008年10月06日 09時30分更新

文● 石井英男

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シリーズで初の「通常電圧版CPU」


 まずYとFで何が違うのか、仕様面をチェックしていこう(ベンチマーク結果を知りたい人は、4ページ目にジャンプしてほしい)。

 これまでのLet'snoteでは、携帯性を重視するためCPUにTDPの低い超低電圧版や低電圧版のものを採用していた。超低電圧版や低電圧版は、発熱の小ささがメリットだ。しかし、通常電圧版に比べるとクロック周波数が低いため、パフォーマンス的には不利だった。

 Let'snoteの技術者によれば、特にYシリーズのユーザーからはさらに高いパフォーマンスを求める声が上がっていたという(関連記事)。Yシリーズは14.1型という大きな液晶ディスプレーを備えているので、デスクトップの代わりとして使われる人が多かったのだ。

 そこでF8では、Let'snoteで初めて通常電圧版のCore 2 Duo SP9300(2.26GHz)を採用した。F8と一緒に発表されたY8のCPUは低電圧版のCore 2 Duo L7800(2GHz)で、F8のほうが動作クロックが1割以上高い。二次キャッシュ容量も4MBから6MBに、FSBクロックも800MHzから1066MHzに増えて、CPUのパフォーマンスは大きく向上している。

 チップセットについても、Yシリーズが採用していた「GM965 Express」よりひと世代新しい「GS45 Express」を搭載。内蔵グラフィックスコアの進化で、3D描画性能が向上している。



直販での購入で4GBメモリーも可能


 地味な点だが、増設メモリーが、Yシリーズで使われていたMicro DIMMから、より一般的なSO-DIMMに変更されたことも嬉しいところだ。Micro DIMMでは、一般的に最大1GBのモジュールしか手に入らない。そのため、Y8ではオンボードの1GBと合わせて最大2GBまでしか増設できないのだ。

 一方、F8は標準で2GB(オンボード1GB+増設モジュール1GB)という構成だ。増設モジュールを2GBに取り替えれば最大3GBまで拡張できるうえ、さらに直販サイトの「マイレッツ倶楽部」でオンボード2GBモデルを選べば最大4GBにまで増やせる。

 メモリを3GBに増設すれば、複数のアプリケーションを同時に起動したり、画像編集ソフトで大量の写真を開いたときでも快適に動作するので、作業のストレスが軽減されるだろう。

底面

底面の比較。左がY7、右がF8。囲みで示したメモリースロットカバーの形状が違っていることに注目

 HDD容量は160GBで、こちらもビジネス用途には十分だろう。光学ドライブとしては、DVDスーパーマルチドライブを搭載。Let'snoteシリーズではお馴染みのシェルドライブで、貝殻のように上に開くため、トレーを引き出すスペースが不要なことが利点だ。無線LANモジュールとして、インテルの「WiFi Link 5100」を搭載。従来のIEEE 802.11a/b/gに加えて、最新のIEEE 802.11nドラフト2.0にも対応し、最大300Mbps(受信)という高速通信を実現した。

 液晶ディスプレーは14.1型のワイド液晶だ。Let'snoteの液晶ディスプレーは従来、アスペクト比が4:3のものだけだったが、F8で初めて16:10のワイド液晶を採用した。解像度は1440×900ドットで、Windows VistaのWindowsサイドバーを表示させても、アプリケーション領域が狭くならず快適に使える。また、ディスプレー表面に反射低減処理が施されたノングレアタイプの液晶なので、映り込みが少なく、長時間使っていても目が疲れにくい。

 ちなみにF8は、CPUとチップセット、無線LANモジュールの全てが一新されたF8は、インテルの最新モバイルプラットフォーム「Centrino 2」の要件を満たす製品だ(関連記事)。

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