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つなげ!オンガク配電盤 第3回

冥土の土産に世界デビュー、動画投稿サイトはステージなのだ

2008年10月03日 00時00分更新

文● 四本淑三(powered by 武蔵野電波)

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なんだよっ! オヤジばかりじゃん


 なんと動画の視聴者は、ほとんど僕らと一緒。つまり中年男子ばかりだったのだ。

どの国からアクセスが多かったかを示す「人気度」。日本が一番多いのはともかくとして、2番目は何故かバミューダ。人口6万ちょっとのはずなんだが、一体どうなっているんだ?

年齢層、男女比が分かる「ユーザー層」。一番多いのは「35-45」歳。そして女性はわずか1割。なんとおっさんばっかり!

 まだ私この結果を船田さんには教えていない。何故なら「バンドをやれば女子にもてる」と彼は頑なに信じているからなのだ。この事実を告げた際のショックはいかばかりか。それを考えると私はなかなか事実を告げることが出来ない。

 ショックから立ち直れないまま話を進めるわけだが、投稿した中でもっとも音と画質が良かったのはVimeoであった。あちこちのブログにエンベットされたものを見る範囲では、ちょっとアート寄りの、尖った作品が多いようだ。

 でも、動画サイトとしては新興勢力なので、まだユーザーは多くないようだ。VimeoにおけるDS Lite Orchestraの再生回数は、1日1桁から2桁。YouTubeと比べて1桁は少なかった。

 それが突然3桁に増えた日があって、何かと思ったらmatrixsynthや、synthtopiaのような有名ブログメディアにリンクされていたのだった。いつも見ているブログだから、さらに驚いたのだが、Vimeoは再生回数が少なくても、見ている人は見ているということなのだろう。

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