質感の高いシンプルデザイン
本体サイズは幅232×奥行き172×高さ31.7mm（最薄部27.2mm）。Eee PC 901-Xと並べてみるとサイズ感はほぼ同等だ。
比べてみるとInspiron Mini 9（左）がわずかに横長。ただし、Eee PC 901-Xはバッテリーに大容量のものを搭載しているので、バッテリー部分がかさばる
重量は実測で1058g。このクラスのノートとしては平均的だが、重量のバランスがいいのか、持ってみるとかなり軽く感じるのが印象的だった。Eee PC 901-X（実測1129g）はInspiron Mini 9に比べてわずか90g重いだけだが、ずっしり感がかなりある。
外観は、無駄な凹凸が少なくシンプルにまとまっていて、好感の持てるデザインだ。手に持ったときの質感もいい。編集部内でもデザイン面に関する評価は高かった。
本体の剛性が高いのものポイント。このような持ち方をしてもたわむことはなく、安心感がある
天板カラーは「オブシディアン・ブラック」と「パール・ホワイト」の2種類から選択可能
キーボードは配列にクセあり
キーボードは生活防水対応で、BTOにより日本語キーボートど英語キーボードが選択可能。日本語モデルのキーピッチは15.6mmあって打ちやすい。しかし、配列はかなり独特だ。
「日本語キーボード」。エンターキーが小さく、ミスタイプしがち。多用する「半角／全角」キーも、矢印キーの端に追いやられている
「英語キーボード」。キーピッチは17mm
縦5列と通常より1列少ないため、随所にシワ寄せがある。例えば、ファンクションキー（F1～F10）は独立しておらず、「A」列のキーとFnキーの同時押しとなる。筆者は、日本語入力でF6～F9キーを使うのでこの仕様はかなり厳しいと感じた。
キータッチはやや固めだが、しっかりとした打鍵感があり心地良い。トラックパッドは、サイズも感度もまずまずといったところだ。
