ITとエレクトロニクスの最先端技術を展示するCEATEC会場の中で、ひときわ異彩を放つ一角がある。それが、「NIPPON Innovation Plaza(自治体プラザ)」だ。同区画は、地方自治体の企業誘致と産業PRのために設置された。
なぜ今企業誘致なのか? ことはバブルの頃に遡る。当時いっせいに開発された工業団地は、バブル崩壊で手付かずになってしまっていたのだが、数年前の好景気に押され、にわかに注目が集まってきたのだという。地方自治体もここぞとばかりに工業団地への企業誘致が盛んになった。
こうした誘致活動を、CEATECという技術系の企業が大量に集まるイベントでしようというのが自治体プラザの目的である。もちろん企業誘致だけではなく、積極的に地元企業をアピールすれば、その企業にとっても宣伝になってメリットになるというわけだ。
本稿では、自治体プラザの展示の中から、目立ったものをお届けする。
新潟県
パナソニックの新工場は尼崎市にあり!
次ページ「XOOPSで産学連携 ―― 函館市/宮崎県のスゴいチラシ」に続く
この連載の記事
-
第10回
ゲーム・ホビー
東洋一のイベントで、東洋一の美女は見付かるか? CEATECコンパニオン編 -
第9回
スマホ
ケータイが楽器に? auの考える豊かなケータイライフ -
第6回
AV
麻倉怜士先生が暴露、フルHDじゃない放送局はここだ -
第6回
PC
テレビ版Yahoo!はiPhoneで操作する!? -
第5回
スマホ
インターネットはケータイになる? ドコモが見る未来 -
第4回
AV
CEATEC JAPAN 2008で分かる最新テレビのツボ -
第3回
PC
Windows Media Centerは地デジ普及のカギとなるか? -
第2回
スマホ
未来の姿が見えた!? ケータイ新技術 ドコモ編 その2 -
第1回
スマホ
未来の姿が見えた!? ケータイ新技術 ドコモ編 その1 -
PC
CEATEC JAPAN 2008 レポート - この連載の一覧へ