「ニコニコ動画(秋)」新機能のまとめ
ニコニコポイント
ニコ動内などで使える独自のポイントで、15日スタート予定。ポイントはクレジットカード、WebMoney、ドコモのケータイ払いで購入する。使い道は、同じ15日にスタートするミニゲーム「ニコニコメダルゲーム」(仮称)で遊んだり、美少女ゲームの世界観を再現した3D仮想空間「ai sp@ce」でアバター用の服や家などを買うのに使えるという。
ニコニコメダルゲーム(仮称)のコンセプトは「ながらゲーム」だ。ゲームを遊ぶために必要な「ニコニコメダル」はニコニコポイントで交換し、ゲームの結果によって増減する。動画よりゲームに視線が行ってしまうかもしれない。
現在、発表されているゲームは下の4つだ(画面はすべて開発中のもの)。
インターフェースのリニューアル
1日の夕方予定で、動画の視聴ページに置けるインターフェースを大幅に変更する。ファーストビュー(ページを開いた直後の状態)に動画全体が表示できるように、ページ上部の要素を整理した。今まで単に表示していた動画投稿者の説明文やブログ貼り付けパーツなどを、ボタンで開閉できるようにしている。
また、動画に「再生」ボタンを新設。今までページを開くと再生が自動的に始まっていたところ、ボタンを押さないと動画がスタートしないように変わる。なお、ニコ動のプレミアムユーザー(有料会員)であれば、今までのように自動再生に設定し直すこともできるという。
ニコスクリプト「@CM」
「@CM」というスクリプト(ニコスクリプト)を利用して、ユーザーが「ニコ割」を利用して、自分が投稿した動画の視聴者に対して告知ができるようになった。これも1日夕方よりスタートする予定だ。
ニコ動では、動画の上にニコ割用のスペース(544×55ドット)を用意している。この欄には普段、ニュースなどが表示されているが、特定の時間になると視聴中の動画が強制的に止まり、このスペースにCMムービーが流れる。
ユーザーは、「ニコニコムービーメーカー」を利用して、このニコ割用のムービーを作成する。例えば、15時になったら自分の動画でCMを流す、動画のタイムラインで特定のタイミングになったら告知を表示させる、といった使い方が考えられる。
その他、10月中旬より、ニコニコ動画などで使える素材庫「ニコニ・コモンズ」で、投稿されている作品にコメントを付けられるようになる。また、ニコニコムービーメーカーがFlashのSWFファイルを読み込めるようになるという。