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古田雄介の“顔の見えるインターネット”第33回

幽霊に会うマナー教えます メガ恐怖サイト「路地裏」

2008年09月29日 16時37分更新

文● 古田雄介

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謎の足音や浮かび上がる顔とともに育った少年時代

── Tokyo-Powerさんが心霊に興味を持ったのは、相当昔なんですよね。

Tokyo-Power そうですね。小学校に上がる前からなので30年くらいの歴史があります。その頃から、心霊現象が身近なものだったんですよ。

 昔住んでいた自宅がいわゆる「出る」ところで、2階で寝ていると、誰もいないはずの1階から誰かが上がってくる足音が聞こえたり、窓の外に知らないおじさんの顔が見えたりしました。そのたびに母親に知らせるんだけど、「馬鹿なこと言って」と信じてくれない。でも、妹も同じ足音を聞いたりしているんですよ。

 加えて、当時はテレビでもオカルトや心霊現象を扱う番組をよくやっていて、それに影響を受けて興味を持ったのもありますね。

Tokyo-Power氏。路地裏を始めたのは、自宅にパソコンを導入したのがきっかけという。「パソコン初心者でしたが、ホームページの面白さは知っていて、自分でも何か作ってみようと思ったんです。最初はギターや天文関係のサイトを作っていましたが、とっつきやすさもあって、僕の趣味のなかで一番歴史が長い心霊関係をやるようになりました」とのこと

── そういった霊感を持っていると、霊は割と普通の存在だったりするんですか。

Tokyo-Power たしかに、見てしまったときのことを思い起こすと、あんまり怖くないことが多いですよね。目の前に顔があってすぐに消えたりしても「あれ?」ってくらいでした。ただ、あからさまにありえない状況で見えたりすると、やっぱり驚きましたけどね。

 たとえば深夜のことなんですけど、ふと目を覚ましたときに押し入れの2段目のところがなんだか青白く光ってるのに気付いたんです。それ、よく見たら実は巨大な女性の顔なんですよ。気付いた瞬間「食べられちゃマズイ!」と感じて背筋が寒くなりました。

 もともと僕は、根がとても臆病なんです。怖い特番を観たあとは一人でトイレに行けないような子供でしたし。反面、怖いモノ見たさという好奇心も強くて、それが心霊スポット探索につながっていると思います。


── 普段お仕事をされているときも、ふとしたきっかけで見えたりするんですか。

Tokyo-Power いえ、集団でいるときはそういうスイッチが入らないんですよ。なんというか、臆病な気持ちになったうえで神経を張り巡らせると、カーンと入ってくるんです。そういう方向にチャンネルを合わせたときに、見たり感じたりするわけですね。だから、今こうして話しているときに、いきなり何か見えるとかはないですよ(笑)。


── チャンネルを合わせた上で霊がいそうなスポットに行って、色々な体験をされているわけですね。

Tokyo-Power そうなんです。まあ、10代の頃は肝試し的な側面が強くて、仲間に自慢したり、行ったことに満足したりする面もありましたが、サイトを始めてからは徐々に現在のスタンスが固まってきましたね。

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