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新生「ブルーレイ ディスクレコーダー」は買うべきか!?

ソニーの「BDZ」で古いテレビも高画質になる

2008年09月25日 12時19分更新

文● 橋本 優/トレンド編集部

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HDビデオカメラユーザーに便利なLシリーズの改良点

従来機種とほぼ同じサイズXシリーズに対して、Lシリーズはやや薄型になっている

従来機種とほぼ同じサイズXシリーズ(右)に対して、Lシリーズ(左)はやや薄型になっている

フルハイビジョンビデオカメラを所有している筆者にとって、一番気になる機種が「BDZ-L」シリーズだ。

 従来のLシリーズはカメラとUSBケーブルで直接接続し、本体前面の「ワンタッチダビングボタン」を押すだけでビデオの取り込みができた。さらに新しいLシリーズには待望のメモリーカードスロットが搭載されたのだ。

 なぜ待望かというと、ビデオカメラによってはUSB接続時に「ACアダプターを接続してください」などと要求する機種があり、いちいちバッテリーを外してACアダプターに付け替える手間が発生していた。

 メモリーカードスロットを搭載したことで、カメラからメモリーカードを抜いてBDZのスロットに差すだけでビデオの取り込みが可能になったのだ。

BDZ-L95のメモリーカードスロット

BDZ-L95のメモリーカードスロット

 (メモリーカードからの)取り込みに対応する記録方式はAVCHD。カードはメモリースティックとSDHCカード(コンパクトフラッシュのスロットもあるが、これは静止画オンリー)。外部メモリーを記録媒体とするほとんどのビデオカメラはどちらか(というか、ソニー以外はSDHCカード)なので、メディアが差らないことはない。

メモリーカードをスロットに挿入してボタンを押すだけ(左)。ボタンが赤く光って取り込み処理が開始される

 ハンディカム以外のビデオカメラで撮影した映像をBDZに取り込めるかは、必ずしも「全部大丈夫」とは言えない。

 少なくとも、パナソニックのハイビジョンビデオカメラ「HDC-SD7」で記録したSDHCカードの映像は問題なく取り込めた。カメラがハンディカムでなくても大丈夫そうだ。

 なお、記録方式がAVCHDではない場合は取り込むことができない。

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