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BDカメラでフルHDの「面倒」が消える

ブルーレイカムWoooの実力は?

2008年09月27日 10時00分更新

文● 伊藤裕也

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パソコンとの連携もバッチリ考えられている

映像管理ソフト「ImageMixer 3」。画面に表示されているのはPCに保存した映像だ

映像管理ソフト「ImageMixer 3」。画面に表示されているのはPCに保存した映像だ

 PCをあまり使いたくないというニーズがある一方で、大容量HDDに動画ライブラリーとして保存したいというニーズも確実にある。

 DZ-BD10Hでは映像の管理ソフトとして「ImageMixer 3 AVCHD Edition for HITACHI」を同梱。記録した映像をパソコンに転送して管理・保存できるようになっている。

ImageMixer 3における映像のカット編集はイン点とアウト点を指定するだけの簡単なもの

ImageMixer 3における映像のカット編集はイン点とアウト点を指定するだけの簡単なもの

 DZ-BD10Hとパソコンとの接続はUSBケーブル1本で済む。映像の転送も、接続したらあとは転送処理のボタンを押すだけで簡単に実行できてしまうのだ。

 ただ、パソコン接続時に認識されるメディアはDZ-BD10H側で選択したメディア(HDD or BD or SDHCカード)のみで、複数メディアに分散した映像を一度の転送でPCに取り込むことはできない。その点は少々残念だ。

 ImageMixer 3に取り込んだ映像は、アルバム機能(複数シーンをひとつのグループとして扱う)で管理する。余分なシーンの削除や複数シーンの結合といった簡単な編集や、BD/DVDへの出力も可能だ。


注目は解像感の高い映像表現、操作感の良さも◎


 他社のHDD内蔵ハイビジョンビデオカメラと比べて、店頭での価格は13万円台後半と若干高め。だが、BDはもちろんHDDにもSDHCカードにも映像を記録できるなど、死角のない1台だ。

 第二世代機となり、本体が大幅に小型化。同時に高画素な撮像素子の採用によって、きめ細かい映像の表現力も増した。

 本体のみで編集とBDへのライティングが完結する点は他社にはない魅力。記録した映像をそのままBDレコーダーやPS3などで楽しめる点は手軽だ。BD再生が可能な機器を活用している人、もしくは買おうと思っている人にとっては大きな魅力である。

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