標準で200mm角ファンを2基搭載するなど、冷却に特化したというSuperflower製のPCケース「SF-10/NPS」が発売となった。代理店はセリング。
本製品は、フロントに140mm角ファンを2基、トップとサイドに200mm角ファンを2基、リヤに120mm角ファンを1基の計5基の大型ファンを標準で搭載するのが特徴のPCケース。さらに底面にも120mmもしくは140mm角ファンを1基増設可能だ。
内部は、ブラックカラーに塗装されたスチール製でサイズは205(W)×500(D)×545(H)mm。サイドパネルには200mm角ファンを搭載し、内部が見える透明アクリルパネル仕様。また、フロントにずらりと並んだ5インチベイは全部で10段、3.5インチシャドウベイも8基と豊富に用意されている。
フロントに向かって傾斜する200mm角ファンを搭載する天板や、シャシー内部まで塗装されたブラックカラー、フロントに並んだ5インチベイなど、これらの特徴から連想する人気ケースがあることに気づいた読者諸君も多いはずだ。そう、Antecの人気ケースである「Nine Hundred AB」と、非常に酷似しているのだ。これにはショップスタッフも苦笑いといったところだが、それも人気ケースの宿命と言えるのかもしれない。価格はドスパラ秋葉原本店で1万4800円、T-ZONE.PC DIY SHOPとツクモケース王国で1万5800円。余談だが、前述の「Nine Hundred AB」は、現在の約2万円前後で販売中だ。