アクト・ツー、仮想化ソフト「VMware Fusion 2」を発売
64ビットOS/Leopard Severも仮想マシン化
2008年09月19日 22時57分更新
文● MacPeople編集部
(株)アクト・ツーは17日、米ヴイエムウェア社製の仮想化ソフト「VMware Fusion 2」のダウンロード販売を開始した。価格は7980円。なお、前バージョンのユーザーは無料でアップデートできる。パッケージ版は10月23日に発売予定。
対応システムはMac OS X 10.4.11以上。対応機種はインテルCPUを搭載したMac。64ビットOSを動作させるには、Core 2 DuoもしくはXeonを搭載している必要がある。WindowsやLinuxはもちろん、Mac OS X Leopard Severも仮想マシンとしてサポートする
「VMware Fusion 2」は、MacとWindowsを同時に起動し、ひとつのデスクトップ上で複数のOSを操作できる仮想化ソフト。今回のバージョンアップでは、マルチディスプレーのサポートやMacのキーボードをWindowsアプリケーション用に設定する「キーボードマッピング」機能など、100種類以上の機能更新と新機能が追加された。
WindowsアプリケーションをMac OS上でシームレスに動作させる「ユニティ」モード
Windowsのみに存在する「insert」「printscreen」「F13」などのキーを、Mac用キーボードに割り当てる「キーボードマッピング」機能
MacとWindows間のデータの受け渡しも、ドラッグ&ドロップで実行できる
安全性の向上も大きなウリ。仮想マシンの状態を保存してクラッシュした場合などに以前の状態へ復元できる「スナップショット」機能の自動化に対応し、複数個の作成も可能になった。