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Touch Diamond徹底解剖 第7回

イー・モバイル副社長&HTC社長が語る

Touch Diamondでイーモバは1台目需要を狙う

2008年09月19日 17時30分更新

文● 西川仁朗/トレンド編集部

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iPhoneと文字入力画面を比較してみた。左がS21HT。写真:TARO MATSUMURA

Touch Diamondはケータイとスマートフォンをつなぐ端末

 Touch DiamondはHTCから2008年5月にイギリスで販売された。すでに30以上の国々で100万台以上出荷されている。HTC Nipponのデビッド・コウ氏に好調の要因を聞いた。

HTC Nippon代表取締役社長 デビッド・コウ氏

── Touch Diamondは多くの市場で受け入れられています。

コウ氏 Touch Diamondは機能性とデザイン性の双方を兼ね備え、製品として大変よくできていると思います。イー・モバイルもそれを認めてくれたので、これだけ早くリリースできることになったのでしょう。NTTドコモやソフトバンクが採用したのも、同様にTouch Diamondの実力を認めてくれたからでしょう。

── 同じようにタッチパネルを採用したiPhoneと比較して、Touch Diamondの魅力は何でしょうか?

コウ氏 iPhoneはとてもいい端末だと思いますが、Touch DiamondとiPhoneはまったく別の製品であると考えています。別のOSで動いていますし、それぞれに特化した能力がある。HTCは1つの製品がすべての人に受け入れられると思いません。様々なラインアップを用意することで、万人に受け入れられる製品を作ることができると思っています。

── 日本ではケータイとスマートフォンの市場がはっきりと分かれています。Touch Diamondはどのような位置付けの商品だとお考えですか。

コウ氏 Touch Diamondは非常に使い勝手のいいユーザーフレンドリーな端末です。手書き入力やソフトウェアテンキーでの文字入力を可能にし、予測変換にも対応しています。こういった要素から考えれば、Touch Diamondはスマートフォンサイドからケータイに近付づいていき、それらをつなぐ端末ではないかと考えています。

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