キヤノン(株)は17日、ハイアマチュア向けのデジタル一眼レフカメラ「EOS 5D Mark II」と広角・大口径の新レンズ「EF24mm F1.4L II USM」を発売すると発表した。価格は「EOS 5D Mark II」がオープンプライスで、実売価格は30万円前後。「EF24mm F1.4L II USM」の価格は23万5000円だ。
「EOS 5D Mark II」は、「EOS 5D」の後継モデルに位置する有効約2110万画素の35mmフルサイズCMOSセンサーを搭載した一眼レフデジカメ。EOSシリーズ初のフルHD(1920×1080ドット/30フレーム/秒)でのムービー撮影ができるほか、3タイプのAFモードを選択可能なライブビュー機能を搭載する。
高速画像処理エンジン「DIGIC 4」の画像処理能力向上により、高感度時のノイズ低減を実現。常用ISO感度は100~6400だが、拡張ISO25600の超高感度撮影も可能だ。
記録メディアはコンパクトフラッシュカード(タイプI/II、UDMA対応)。本体サイズは幅152.0×奥行き75.0×高さ113.5mm、重さは約810g(本体のみ)。
「EF24mm F1.4L II USM」は、ガラスモールド非球面レンズや特殊低分散ガラスなどの特殊光学材料を採用し、倍率色収差を良好に補正するといったさらなる高画質化を実現した高性能レンズだ。