東京に初進出となるタミヤのアンテナショップ「タミヤ プラモデルファクトリー 新橋店」が本日、9月17日にグランドオープンを迎えた。開店前日の16日に流通関係者や報道関係者を招いての内覧会が開催されたのでその様子をお伝えしよう。
「タミヤ プラモデルファクトリー」は、3月27日に横浜に1号店がオープンし、今回の新橋店が2号店となるアンテナショップ。
同ショップでは、タミヤの発売する約4500点のプラモデルからRCカー、ロボクラフト、工具、カラーリングツールなどの商品を購入できるほか、新作の情報などの発信基地としての役割も果たすオフィシャルショップとなっている。
今回オープンを迎えた新橋店は、地上、2階、地下1階の3フロア構成になっており、ショップスペースはスケールモデルやロボクラフトといったキット類、プラモデル用の工具とタミヤカラーなどを取り扱う1階と、地下1階のRCカーやミニ四駆のキットやパーツ類を取り扱うフロアとなっている。
2階は、イベントスペースになっており、新作の展示会などが行なわれるスペースとなっており、オープンの17日から22日まで「田宮模型の歴史展」を開催するとのこと。
プレオープンとなる16日は、イベントスペースでタミヤの代表取締役社長田宮昌行氏と同ショップを運営する株式会社タミヤプラモデルファクトリー代表取締役社長の坂本俊一氏による挨拶が行なわれた。
タミヤプラモデルファクトリーの坂本氏が「模型にはインターネットなどバーチャルでは伝えることの出来ない、3Dならではの感動があります。そんなバーチャルにはない感動を伝えられる場としてタミヤ プラモデルファクトリーを運営していきたいと心がけていきます。また、来店していただいたお客様とタミヤというメーカーの架け橋になれるように心がけていく所存です」と意気込みを語った。
続いて、タミヤの田宮氏は「プラモデル50周年の記念の年にこういった場所を作ることが出来て嬉しく思います。タミヤは正統派オタク文化として日本の文化の基点になっていると思っています。現在、オタク文化というと秋葉原が中心になっていますが、秋葉原に出店しても、目新しさも無く目立たないでしょう。そして新橋には、小さい頃にプラモデルなどを楽しんだ世代の人々が多くいます。そんな人が会社帰りに、休日には子供を連れて来店してくれる場所になればと考えています」とタミヤとしての同店の立ち居地を説明した。
次ページではエアーブラシ体験コーナーや限定商品などのフロア情報をフォトレポート形式でお届けしよう。
(次ページへ続く)