ギガバイトの「M912X」は、同社のミニノート「M」シリーズ第2弾となる製品だ。従来のスライドタイプの「M704」とは打って変わって、画面を表向きに折りたためるコンバーチブルスタイルを採用した。通常のノートPCと同じスタイルに加え、ピュアタブレットのようなスタイルでも利用できるのが特徴だ(関連記事)。
インテルの低消費電力CPU Atom N270 (1.6GHz)を搭載するほか、8.9型ワイド液晶ディスプレーや大容量HDD(160GB)を備えるなど、低価格のAtomノートとしては基本スペックも比較的高い。
何と言っても注目なのは、一般的なNetBookの約1.6倍もの表示領域を持つ1280×768ドットの解像度だ。そこで今回はウェブの閲覧しやすさを中心に、M912XのNetBookとしての可能性や使い勝手を探ってみたい。
機種名 | M912X |
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液晶 ディスプレー |
8.9型ワイド(1280×768ドット) |
CPU | Atom N270(1.6GHz) |
グラフィックス | GMA950(インテル945GSE Expressチップセット内蔵) |
メモリー | 1GB(最大2GB) |
HDD | 160GB |
無線機能 | IEEE 802.11b/g、Bluetooth 2.0+EDR |
インターフェース | USB 2.0×3、SDメモリーカードスロット、 ExpressCard/34スロット、アナログRGB出力 |
OS | Windows XP Home Edition SP3 |
バッテリー 駆動時間 |
公称約3.5時間(4セル) |
本体サイズ | 幅235×奥行き180×高さ42mm(最薄部28mm) |
重量 | 約1.3kg |
九十九電機での販売価格 | 7万9800円 |