Xbox 360がついに2万円切り!
9月1日に価格改定が発表されたXbox 360本体。これまで国内では、HDDが付属しないアーケード(2万7800円)、20GBのHDDを搭載した通常版(3万4800円)、HDD 120GBを搭載したエリート(4万7800円)の3つのパッケージで販売されていた。
今回の価格改定では、アーケードとエリートの2つのパッケージにおいて、8000円ほど値段を下げた1万9800円(アーケード)、3万9800円(エリート)という価格で提供されることとなった。
また、20GB搭載の通常版については、HDDの容量を60GBに増量した上に価格も5000円値下げ(2万9800円)と、まさにパワーアップと値下げを両立したモデルとなっている。
発売日を迎えた秋葉原の各ショップでは歓迎ムードとなっていたものの、マイクロソフトから出荷されたパッケージにバラつきがあり、秋葉原を訪れるユーザーが最も購入していくであろうと予想されるエリートが十分確保できなかったため、一部の店舗ではせっかくの新価格でのスタートながら、売り切れとなっていたショップもあったようだ。
また、メインストリームとなる60GBモデルの初回出荷分には、同日に発売されたスクウェア・エニックスのRPG「インフィニット アンディスカバリー」のフェイスプレートが特典として付けられていた。
あるショップスタッフは「アマゾンで売り切れになったあと、問い合わせが結構あったので期待していた部分はあったんですが、エリートが入ってこないことには……」といった声を聞くことができた。
Xbox 360 RPG戦略の第2弾
「インフィニット アンディスカバリー」
本体の新モデルと同時発売された「インフィニット アンディスカバリー」は、「スターオーシャン」シリーズや「ヴァルキリープロファイル」シリーズなどを手がけてきたトライエースが製作を行なった、Xbox 360独占となるRPG。
バトルシステムはコマンド選択式ではなく、トライエースが得意とするリアルタイムバトルが採用されており、メニューを開いている間もシームレスに戦況が変わっていくのが特徴。スクウェア・エニックスからのRPGということで、ショップの中には売れ行きに期待を寄せているところもあった。実際の売れ行きとしては、爆発的なヒットといった様子は見られなかったものの、そこそこの動きは見せていたようだ。
ショップスタッフからは「本ソフトと本体をセットで買う人が多いかと思ったんですが、実際はソフトばかりが出ています」といった声を聞くことができた。
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