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注目のクーラーマスター製PCケース「HAF 932」を検証!

2008年09月13日 23時00分更新

文● G&D Matrix 松枝清顕

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High Air Flowをチェック(搭載ファン編)

 「HAF 932」最大の要となるファンを見て行くと、特徴的な楕円形状の230×30mm(700rpm/19dBA)タイプが前面下部、上面、側面の3ヵ所に搭載されており、そのうち前面のみアクリル製の赤LED仕様となる。大口径でも回転数が抑えられているためこのファンは120mmの高速回転ファン程度の0.40A仕様となり、給電は一般的ファン用3pinでの使用が可能だ。
 背面排気ファンは140mmX25mm(1200rpm/17dBA)で、一般的に市場に流通している汎用ファンでは最大のサイズがチョイスされている。
 また、メーカー公称値では全てのファンを駆動させても騒音値は19.5dBAとされている。数字を見る限り非常に低レベルの騒音値といえるだろう。各ファンにはファン用3pinから一般的形状である4pinペリフェラルへの変換ケーブルが付属されており、電源またはマザーボードからの給電が可能だ。

230mmファン

上部排気、側面吸気に搭載されている230mmファン。700rpm/19dBAの静音仕様。通常の円形ではなく楕円形になっている理由は限られたスペースに可能な限りの大口径ファンを搭載させるためと思われる。なおベアリングに関する情報が無く、MTBF(平均故障間隔)または期待寿命は不明。経年変化による故障や寿命が来た場合、汎用品が無いため若干の不安要素ではある

底面ファン

通常電源が搭載される底面部分だが、上面部分に電源を搭載させた場合、このように120mmファンを2基搭載する事が可能となる。この場合、拡張カードなどに直接風をあてる状況が作り出せるが、側面230mmファンが横からこの役目を果たしている事から、内部の風の流れが乱れマイナス面に働いてしまう可能性があるため注意が必要かもしれない

上面排気230mmファン

上面排気230mmファン。CPUソケット部およびVRM部他、上昇するケース内部の熱を効率良く排出させる事ができる理想的なファンレイアウト。この部分を見ると、ファンの形状がケース幅最大に取られていることが良くわかる

上面ファン増設

単なる比較画像と思いきや、なんと230mmファンに加え、120mmファンも並列搭載が可能。ただしこの場合、5インチベイ最上部1段を120mmファンが占有する事で犠牲になってしまう。これを装着するメリットには若干の疑問が残るところ。230mmファンを敢えて外し、120mmファン3基並列搭載も可能だ

側面左パネルに搭載される230mmファン部。側面から巨大なインペラが掻き出した空気を拡張カード部に当てる事が可能。なお230mmファン3基中、この部分だけにファンガードが装着されている。人間の指を守るというよりもケーブル類の巻き込み防止が主たる目的かもしれない。また、230mmファンを外す事により、120mmファンを4基搭載する事も可能だ。この場合任意でより多くの風量を確保する事が可能となるため、拡張カードの温度上昇が心配なユーザーは試みる価値あり

前面ファンカバー

前面230mmファンのみ赤LED仕様。赤LEDが4つ内蔵されたクリアファンは前面から外気を取り入れると共に、HDDを冷却させる役目を果たしている。なお、230mmファン3基の内、前面吸気ファンは通常取り外す事が無く、また前面パネルの中にネジヘッド部分が隠れるため、プラス穴タイプのテーパーネジで固定されている

六角レンチが必要

上面排気ファンおよび側面吸気ファンは外装部分に露出するため、黒く塗られた六角穴仕様の化粧ネジが使われているのでファン換装をする場合は六角レンチの準備が必要。特徴のひとつであるファン換装を謳いながら、一般的とは言い難い着脱に必要な六角レンチが付属していない点は残念

※訂正とお詫び:記事初出時、230mmファンの回転数が1700rpmとなっておりましたが、正しくは700rpmとなります。記事を訂正してお詫びいたします。

(次ページへ続く)

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