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さらに黒表現を磨いた! 究極の上を行くKURO

2008年09月11日 17時58分更新

文● 橋本 優/トレンド編集部

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こだわり派にもおまかせ派にも魅力の映像モード

 新たに加わった画質モード「ディレクターモード」も特徴的だ。

 初期状態では入力信号に一切の画質補正を行なわず、映像をそのまま表示する。この素の映像に対して、ユーザーが好みで画質の調整を行なうのがディレクターモードだ。

 画質の設定を変える前後の映像を簡単に切り替えて表示する「Before/After」機能も搭載。映像の変化を確認しながら調整ができる。

 一方で自動処理で画質調整を行なうのが、新しくなった「リビングモード」。周囲の明るさ判別と表示されている映像の構図解析およびジャンル分析により、自動で最適な画質調整を行なう。

 さらに、別売りの「カラーセンサー」(予想実売価格1万7000円程度)を装着することで、日中の時間帯や天候、電球色の違いなどによる室内の色の変化を判別し、より自然に見えるように自動調整してくれる。

カラーセンサー

「カラーセンサー」はテレビの下方に取り付ける

 例えば、夕日で壁の色が赤くなれば、それに合わせて画面も赤っぽい色合いになり、テレビの色だけが浮いているような違和感がなくなる。

 東芝の液晶テレビ「REGZA」の「おまかせモード」(関連記事)とほぼ同様の機能だが、REGZAにはカラーセンサーがないため、メニューから電球の種類を選択しなければならない。KUROではこの選択も必要ないのだ。

 そのほか、音に関しても強化が図られている。低歪率コイルや低インピーダンス電解コンデンサーを採用し、音の歪みやノイズを低減した。ウーファーユニットは、同社の高音質スピーカー「EX」シリーズと同じ「コルゲーションエッジ構造」となっている。

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