このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

サーバー導入の素朴な疑問 第1回

ブレードサーバーは「100V電源対応」が売れ筋

2008年09月11日 04時00分更新

文● 新 淳一/ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

■デル

http://www1.jp.dell.com/content/products/compare.aspx/blade?c=jp&cs=jppad1&l=ja&s=pad&~ck=mn

 エンクロージャーは10Uにハーフハイトのサーバーブレードを最大16台搭載できるPowerEdge M1000eの1種類。サーバーブレードはインテルのデュアルコア/クアッドコア Xeonを最大2個搭載できるPowerEdge M600と、AMDのデュアルコア/クアッドコア Opteronを最大2個搭載できるPowerEdge M605、M805、最大4個搭載できるM905の4種類。

■サン・マイクロシステムズ

http://jp.sun.com/products/servers/blades/

 シャーシは10Uにサーバーブレードを最大10台搭載できるSun Blade 6000や、42Uにシャーシとラックを統合して一体型にして48のサーバーブレードを設置できるSun Blade 6048など4種類。サーバーブレードはUltraSPARC T1、AMD Opteron、インテル Xeonの各プロセッサーを搭載する7種類のラインアップ。

■イージェネラ

http://japan.egenera.com/BladeFrame_EX.htm

 シャーシは13Uにサーバーブレードを最大6台搭載できるBladeFrame ESと、42Uに最大24台搭載できるBladeFrameの2種類。サーバーブレードはpBladeの1種類(インテルとAMDのデュアルコア/クアッドコアを最大2個搭載可能なものと4個搭載可能なものがあり)。

■日本コンピューティングシステム

http://www.jcsn.co.jp/products/blade.html

 シャーシは6Uにサーバーブレードを最大6台搭載できるType 6U-XMFと、7Uに最大10台搭載できるType 7U-XBLの2種類。サーバーブレードは、各シャーシに対応したものがそれぞれ1種類(デュアルコア/クアッドコアXeonを2基搭載可能)が用意されている。6U-XMF、7U-XBLともに100V電源に対応する。

 以上、9つのベンダーのラインアップを本当にざっとだが概観してみた。ブレードサーバーの世界は、わずか10社程度が競い合う狭い世界の話のはずなのだが、エンクロージャーのサイズ、サーバーブレードのラインアップ(装備できるCPUの種類や数でバリエーションがいろいろある)や搭載できる枚数は各社各様、実にさまざまであることが分かる。エンクロージャーをはじめとする各社の製品群の相違点については、もっと掘り下げて調べていく必要がありそうだ。

お詫びと訂正:日本コンピューティングシステムの製品について情報に不備がありましました。お詫びして訂正します。記事は訂正済みです(2008年9月11日)。

前へ 1 2 次へ

カテゴリートップへ