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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” 第68回

デブ猫、モップ猫 夏冬ビフォーアフター

2008年09月10日 21時29分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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 もちろん変わらないヤツもいる。

冬

どーん!(冬) (2008年1月撮影 ニコン「D40X」)

夏

ずーん!(夏)(2008年8月撮影 リコー「GX200」)

 これはすごいっ! 彼は夏の方が貫禄あるんじゃないかというくらい首元がぷくぷく。しかも余計ふてぶてしい。 夏バテとか夏ヤセとか夏毛とか、そんな言葉とはまったく無縁のヤツだ。

 こういう猫もいるのである。比べてみるとよく分かる。

 写真って、取りだめてちゃんと整理しておくと、あとになってこういう比較ができて面白い。うちはこの連載が始まって以来、猫写真だけちゃんと整理してあります。

 まあこのふてぶてしいヤツは特別として、ネコは夏になると日陰でほげーっと休むようになる。特に木陰に入ったらもう動きたくないという感じ。

手を伸ばしてレンズにじゃれてきた

日陰で休んでるところにカメラを向けたら、手を伸ばしてレンズにじゃれてきた。でも手を伸ばすだけで身体はそのまま(2008年8月撮影 リコー「GX200」)

 もうひとつ、夏は子猫をよく見かける。きちんと世話をされている猫はたいてい避妊されているが、そうじゃない猫は子供を産む。猫の妊娠期間は約2ヵ月なので、春に子供ができると、夏あたり、生後数ヵ月の子猫がちょこまかしはじめるわけだ。

 先日、自転車で走っていたら子猫を発見したので近寄って指を出してみたら、まだ人間に警戒心を抱いてないのか、とことこと寄ってきて、人差し指にかぷっと食いついてきた。

生後数ヵ月の子猫

生後数ヵ月の子猫。まだふわふわしてて軽くて毛がか細い。うちのかふかよりちょっと若いくらい? (2008年9月撮影 リコー「GX200」)

 無事大きくなりますように。


筆者紹介─荻窪圭


著者近影 荻窪

老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月撮影撮影何かしらの新型デジカメのレビューをしている。趣味はネコと自転車で、天気がいい日は自転車で都内を走り回りながら面白いものを見つけては撮影する日々。最近の単行本は『デジカメ撮影の知恵』(宝島社新書)。密かにネコ動画ポッドキャストも更新中。



*次回は9月17日掲載予定

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