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競合がマネできない「ウイルスバスター2009」ならではの能力って何?

「あちらとは違うんです」トレンドマイクロに聞いたウラ話

2008年09月10日 21時45分更新

文● 盛田 諒/トレンド編集部

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プロダクトマーケティングマネージャーの長島理恵さん。トレンドマイクロの会見ではおなじみの“顔”だ

個人情報を「カード」に書くところから保護していく

―― いきなりですが、パスワード保護技術の「新しさ」ってどこなんでしょう?

長島 技術はもちろんなんですが、アプローチの仕方が変わっているんですね。イメージの話になりますが、従来のセキュリティーソフトは個人情報の書かれたデータをまず「カード」のようなものにしていました。そしてその個人情報が入った「カード」をソフトが保護するので大丈夫、という仕組みだったんです。

発表会では実際のキーロガーソフトを使って「個人情報が盗まれる」というシチュエーションのシミュレーションも行なわれた。写真左がパスワード保護技術の「使用前」、写真右が「使用後」。パスワード「VIRUSBUSTER」が暗号化され、無関係の文字列「AA」と表示されている

 当然カードに個人情報を記入するときは保護されていません。そこから盗まれてしまう可能性を防ぐのが今回のアプローチです。「テキストを入力している時点から暗号化する(ローカルSSLの128ビット暗号化)」に加えて「通常のキー入力の伝達ルートをバイパスする」という2つの方法を組み合わせることで独自機能を実現しています。


「安全」なのに「サクサク」、秘密は検索エンジンの改善にあり

―― 買い物をするときはカードの口座番号も気になりますが、そちらは。

長島 まだパスワードフィールドのみの保護ですね。ウェブブラウザー上で入力する際に「(強制的に)半角英数字しか受けつけない」というフィールドを特定して保護している形なんです。ファームアップも前向きには検討していますが、今のところは未定です。


合計メモリー使用料は1.09GB

会場に設置されたデモ機でウイルススキャン「クイック検索」を実行してみた。ウイルスバスター以外のシステムを含む合計メモリー使用量は1.09GB

―― もう1つの魅力、メモリー使用量を45%削減できた理由を伺いたいのですが。

長島 最も大きいのは(ウイルス)検索エンジンの改良ですね。これからも速度は改良の努力をしていくつもりです。他のソフトと違い、セキュリティーソフトで重要なのは「いかに目立たないか」ということです。その面でも今回の“軽快化”はとても重要な点だったと考えています。

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