再び現場に
1600 御殿場市内某民宿 状況:雨
眼が覚めたところで、雨は止まなかった。
まさか中止ということも。Y戦車部長は自衛隊広報に確認の電話をした。
「中止は無いって」
うれしくもあり、悲しくもあり。まあ、ロッカーだって豪雨の野外ライブを決行するのだから、自衛隊ならこの程度の雨で中止はないか。
さあ、出発だ。
1700 東富士演習場・夜間演習取材エリア 状況:雨
会場に戻り、取材エリアに入る。今度は一番乗りだ。
三脚を並べていると点検射撃が開始された。車両は夜間演習本番の射撃位置に配置されている。本番では暗視装置を使うため、当然ながら場内の照明は落とされる。フラッシュ撮影も禁止だ。明るいうちに演習場内の配置を目視確認できたのは幸いといえる。
点検射撃
また、朝と同様の静かな時間が戻った。聞こえるのは砲声と雨音だけ。
時折り打ち上げられる照明弾は真昼の月のようだった。
雨を避けるため一旦車に戻り、本番まで待機となった。
(次ページへ続く)













