Centrino 2軽量ノートPC
今年、パソコン業界で最も話題と言ってもいいのが、インテルの最新CPUプラットフォーム「Centrino 2モデル」採用のノートパソコン。2羽の鳥が軽快に踊る「セントリーノ、セントリーノ♪」のCMもおなじみだ。パソコンの動きがより速くなるだけでなく、低消費電力化による省エネ効果もある。詳しいことは「Centrino 2 10の疑問」を参照のこと。
店頭にもたくさんのモデルが並んでいるが、ここでオススメするのはプレミアムモバイルのカテゴリー。超小型のモバイルパソコンと、据え置き型の大画面ノートパソコンの中間で、重量は重くても約2kg。家の中で持ち運んだり、週に1~2度持ち出したりといった利用にはうってつけだ。
選ぶときのポイントは「CPU+チップセット」「ディスプレー解像度」「重量」の3点だ。CPUだけではなく、チップセットの型番によってパフォーマンスは変わってくる。ディスプレー解像度はウェブ閲覧や動画視聴時の快適さを大きく左右する要素なのでしっかりチェックしておきたい。
ソニー「VAIO type Z」(型番:VGN-Z70B)
ソニーが満を持して送り出したハイスペック軽量モデル。GPUにはNVIDIA社のGeForce 9300M GSを搭載しており、使用シーンに応じてチップセット内蔵のグラフィックス機能と切り替えられるようになっている。コストはやはり高機能相応なので「とことんこだわりたい」という人向けだ。
東芝「dynabook CX」(型番:CX/48G)
コンパクトなA4サイズで女子にもオススメできるモデル。タッチパッド下部に指紋認証のセンサーがついており、家族や恋人同士での使い分けもカンタンだ。PowerPoint 2007が付属しているため、仕事用に使うのも◎。バッテリー駆動時間は約4.1時間とちょっとした会議でも使える。
富士通「FMV-BIBLO LOOX R」(型番:R/B70)
低電圧版の最新CPUを搭載しているため、パームレストなどが熱くなりづらい。キーボード上部に「省電力切り替え」「インターネット」などショートカットボタンがあるのもこのサイズでは珍しい。直販モデルでは128GB SSDも搭載可能で、天板のカラバリも豊富。見た目にも美しいモデルだ。
NEC「Lavie J」(型番:LJ750/RH)
CPUには超低電圧版を使用しており、見た目からはとても想像できないほど軽い。従来同様、天板には細かいキズを修復しやすい「スクラッチリペア」塗装を施している(関連記事)。またUSB接続の周辺機器を無線操作可能な「ワイヤレスUSBハブ」が付属するのもポイント。
Lenovo「ThinkPad X200」(型番:7454A26)
熱烈な愛好者も多いThinkPadシリーズの直販モデル。チップセットはBD再生支援のIntel GM45 Expressを採用。別売りの「ウルトラベイ・スリムドライブ」を本体下部に装着すればBDも再生可能だ。数量限定ながらHDDも320GBと大容量で、実用的で頑強なモデルがほしいならオススメ!