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WebブラウザーだけでWeb制作を自動化する厳選ジェネレーター (2/2)

2008年09月01日 18時36分更新

文●小橋川誠己/ASCII.jp

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CSSを使った階層メニューのテンプレートに
「Multi-level menu CSS generator」


Webジェネレーター

「Multi-level menu CSS generator」では2階層のドロップダウン・メニューを作成できる

 2階層までのドロップダウン・メニューを作成するジェネレーター。デザインはカラーバリエーションを含めて12種類用意されており、背景やテキストカラー、フォント名などがカスタマイズ可能。自動で生成されるのはCSSだけなので、HTMLは自分で書く必要があるが、<ul><li>タグにスタイルを適用するだけで簡単に実装できる。

■URL= http://pixopoint.com/suckerfish_css/

Webジェネレーター

パラメーターを設定すると、ページの下部にCSSが生成される。「Multi-level menu CSS generator」でできるのはここまで。このあとは、このCSSをベースにして自分のサイトに組み込む



ブラウザー上でページ丸ごとカスタマイズ
「dotemplate」


Webジェネレーター

「dotemplate」のメイン画面。右側のパネルで各種設定を変更し、変更点をプレビューしながらページを完成させる

Webジェネレーター

dotemplateで選べるテンプレートの一部。商業デザイナーが作成しているだけに質の高いデザインが多い

Webジェネレーター

画面のように、メニュー画像のデザインも複数の中化から選べる

 ここまで紹介したのはページ内の“パーツ”を作るものばかりだが、「dotemplate」はWebページの要素すべてを生成してくれるジェネレーターだ。商業デザイナーが作った(X)HTML+CSSのテンプレートをベースにWebブラウザー上でCSSをカスタマイズして、最終的にZIPファイルでまとめてデータをダウンロードできる。

 現在用意されているデザインテンプレートは17種類だが、タイトル周りの画像やナビゲーション部分のデザインなど、dotemplate上だけで変更できる項目も多く、ダウンロードしたファイルを少し手直しするだけで、ちょっとしたWebページなら完成してしまう。いろいろと項目を変更してプレビューしてみるだけでもデザインパターンを考える上で参考になるし、かなり楽しめるサービスだ。

■URL= http://www.dotemplate.com/index.jsp

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