テスト1 解像感と色味
公園の風景
公園内での遊戯施設を撮影。日向の部分と木陰になっている部分が同居しており、ダイナミックレンジの広さが問われる映像だ。
解像感が優れていたのは、日立のDZ-BD10H。700万画素のCMOSセンサー採用と明るめの画質傾向のため、映像がとても高精細だ。
滑り台と奥の樹木との遠近感の表現では、キヤノンのiVIS HG21とソニーのハンディカムが優秀だった。サンヨーのDMX-HD1010も精細感の高い映像だったが、日陰の部分がやや潰れ気味だったことが残念。
色のりがもっとも豊かで、映像の鮮やかさで飛び抜けていたのがパナソニックHDC-HS100。やや演出された華やかさも感じるが、再現が難しい黄色が赤や緑に寄らずに濃厚に再現できていたことには驚かされる。原色の再現も基本的に鮮やか傾向だ。
| 寸評 | |
|---|---|
| キヤノン iVIS HG21 | （MXPモード、約24Mbps）派手さのない映像だが、ディテール再現などはかなり優秀。映像の見晴らしの良さでも、ほかよりも一枚上手だ。 |
| 日立 DZ-BD10H | （HXモード、約15Mbps）公園の風景は、高精細で情報量が豊富。映像が明るいため、影になった部分も見通しがいい。 |
| ソニー HDR-SR12 | （FHモード、約16Mbps）見通しのいい映像で、ディテール感も高い。色の再現が自然で見た目の感じに近い色合いだ。 |
| パナソニック HDC-HS100 | （HAモード、約17Mbps）緑の色の深さ、滑り台の黄色など、色のりの良さは随一。くっきりとしたコントラストの高い映像も特徴的だ。 |
| サンヨー Xacti DMX-HD1010 | （Full-HDモード、約14Mbps）日陰にある樹木が暗く潰れがちだが、全体的な精細感や滑り台のディテールなどは優秀。 |
