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IEの反撃始まる? Internet Explorer 8 Beta 2が公開開始

2008年08月28日 17時25分更新

文● 小西利明/トレンド編集部

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ブラウジングを快適にする新機能

 IE8ではブラウジングを快適するための、新しい機能がいくつも導入されている。そのひとつが、アドレスバーから「お気に入り」や履歴を検索する機能だ。

アドレスバーからの検索が大きく改良された

アドレスバーからの検索が大きく改良され、履歴やお気に入りからも検索候補を引いてくるようになった

 IE8ではアドレスバーに文字列を入力すると、インターネット検索を行なうだけでなく、パソコン内のお気に入りや表示履歴から検索も行ない、マッチすると思われるウェブページとURLを一覧表示できる。

 また、検索ボックスからの検索では、検索候補のサイトにある画像を縮小イメージで一覧表示する機能も加わり、目当てのサイトを探しやすくなっている。

検索ボックスからWikipedia検索を行なった様子

検索ボックスからWikipedia検索を行なった様子。画像のサムネイルが表示されている

 ページ上で選択した文字列に対して、同じ画面内でウェブアプリケーションを表示・実行する「アクセラレーター」と称する機能も実装された。例えば住所や地名を選択すると、Live Mapsで該当する地点の地図を表示したり、Live Searchでインターネット検索をかけられる。応用次第で便利に使えそうな機能だ。

アクセラレーターの例

住所とビル名を選択して、右のアイコンをクリックすると……

アクセラレーターの例

実行できるウェブアプリケーションが一覧される。ここでは地図を表示している

アクセラレーターの例

 そのほかにも、ウェブページを部分的に切り取ってお気に入りに保存し、いちいちそのページを表示しなくても該当部分だけを表示できる機能「Web Slices」も加わった。こちらはウェブページ側での対応も必要だが、ショッピングやオークションサイトなどで有効に活用できそうだ。

eBayでのWeb Slicesの例

商品のひとつを選ぶと、緑の枠で囲まれる。これがWeb Slicesで切り取れる部分

eBayでのWeb Slicesの例

RSSフィードと同じようなイメージで購読する

eBayでのWeb Slicesの例

購読したWeb Slicesは、ツールバーなどから直接そこだけを表示できる

eBayでのWeb Slicesの例

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