このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

T教授の「戦略的衝動買い」 第17回

その数6個! iPhoneケースを衝動買い

2008年08月27日 15時00分更新

文● T教授

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

作りの甘さが……


 続いて革ケース系の(株)レイアウトの「タッチペン付きタイプ」(RT-P1LC2/B)と、フラップで液晶面を保護するブライトンネット(株)の「Leather Case iPhone 3G」(BI-IP3CASEFL/BR)を購入した。

タッチペン付き革ケース

レイアウトのタッチペン付き革ケース

Leather Case iPhone 3G

ブライトンネットの「Leather Case iPhone 3G」はオーソドックスなフラップ型ケース

抜き差し

ペンの抜き差し時、ペン先の硬質ゴムがペンホルダーの内面を削り取ってしまう

 iPhoneのソフトキーボードは、指が太い人や爪が長い人にとって押しにくいことがある。レイアウトのケースは、付属のタッチペンでそうした問題を解決しようとしている。

 しかし、筆者が購入した商品では作りの甘さが目立っていた。ペンを革製のホルダーから抜き差しするたびにペン先のゴムがホルダーの内部を削ってしまう。この状態で画面にペン先を当てると、革の微粉末をiPhoneの液晶表面にまき散らしてしまうのだ。今は修正されているのかもしれないが、出荷前にもう少しきちんとテストをしてほしいと感じた。

 ブライトンネットの商品は価格的には廉価な部類に入るが、iPhoneのホールドも安定しており、価格性能比と共に満足度はかなり高いだろう。

Leather Case iPhone 3G

プラスティック製ホールド枠がゆるいと、使用時にiPhoneが滑り落ちる危険がある。装着時に確かめて、必要なら薄革などの下敷きを挟むと確実だ

 最後のお店では、同じブライトンネットが扱うツートーンカラーが特徴の「Rubber Coating Case for iPhone 3G」と、マックパーフェクトが輸入販売する「Capsule Rebel」を購入した。どちらもケースにカラーバリエーションを望む人には向いている。特に後者の「Capsule Rebel」はカラーコンビネーションが豊富で、iPhoneに装着した時のフィット感も抜群だ。

Capsule Rebel

「Capsule Rebel」。一見してミーハーに見えるデザインだが、商品の出来は秀逸だ

iPhone表面側

装着時、液晶周囲のエッジ保護も完璧だ。握った感覚も悪くない

組み合わせ

筆者は「White On White」というシックな組み合わせを選んだが、複数のCapsule Rebelを購入することでコンビネーションの自由度はアップする

 シリコン系の内側のジャケットと骨のように見えるプラスチック製プロテクターとのコンビネーションは、ビジュアル的にも秀逸だ。色違いの「Capsule Rebel」を購入して、既存のラインアップにはない自分だけのコンビネーションを作ることもできるだろう。

 結局、2万円弱を投資して、1日で6個のケースを手に入れた。すべてを1週間の間、毎日着替えて吟味した結果、筆者が今後も使って行こうと思ったのはLeather Case iPhone 3GCasule Rebelの2点だ。

 個人的には、iPhoneにスタイラスは必要ないと感じた。10万円の衝動買いに満足するときもあるが、3980円の衝動買いに後悔が付きまとうときもある。だから衝動買いは辞められない。さて読者諸兄のご判断はいかがだろう?


今回の衝動買い

・Wave Case iPhone 3G(2980円)
・GRIFFIN FlexGrip for iPhone 3G(1980円)
・ray-out RT-P1LC2/B(3980円)
・Leather Case iPhone 3G(2980円)
・Rubber Coating Case for iPhone 3G(2380円)
・Capsule Rebel(3480円)

T教授

T教授

 日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。現在、月刊アスキーにて「T教授のGK指数でモテろ!」を連載中。


前へ 1 2 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事

アスキー・ビジネスセレクション

ASCII.jp ビジネスヘッドライン

ピックアップ