旬の話題を雑誌の目次風に表示
機能面で面白いのは「x-みどころマガジン」だろう。これは電子番組表(EPG)の情報を解析して、今ちまたで盛り上がっているであろう番組をチョイスし、雑誌の目次のような体裁で表示する機能。
単純に頻出キーワードを抜き出して並べる「キーワード特集」だけではなく、改編期や年末特番、夏休み特番時期など、季節特有のテーマを加味して構成される「テーマ特集」も用意される。
x-みどころマガジンは毎日夜中に更新される。一番旬であると思われるキーワードで括ったテーマ特集が一番大きく表示され、その下に過去の特集やキーワード特集、新着(録画済みの未視聴番組)情報が表示される。
そのほか、「毎週」や「毎日」など定期的に録画を行なう設定にした録画番組は専用のフォルダに保存されるようになった。
このフォルダを選択するだけで、撮り貯めた連続ドラマ全話を一括でBDにダビングできる「連続ドラマ一括ダビング」機能も搭載した。
BDプレーヤーも登場
ソニーは併せて、国内販売製品では最小となるBDプレーヤー「BDP-S350」と、高画質・高音質にこだわった「BDP-S5000ES」を年末に向けて投入することを発表した。
BDP-S350は幅430×奥行き220×高さ60mmというDVDプレーヤー並みのサイズを実現しているのが特徴。
1080/60p、1080/24pのムービー再生が可能なほか、BDで採用されているサラウンドフォーマットの1つ「Dolby True HD」のデコードに対応する。予想実売価格は4万5000円前後。
BDP-S5000ESは世界最高の読み取り精度を実現したという「Precision Drive HD」を内蔵。音専用電源を搭載するなど再生品質にこだわった設計となっている。予想実売価格は30万円前後。