1cmを切る極薄液晶テレビ、しかもワイヤレス
最薄部9.9mm(最厚部28mm)というとんでもない薄さを実現したのは「KDL-40ZX1」(予想実売価格49万円前後)だ。
メーカーから最厚部についての訂正がありましたので修正いたしました(2008年8月28日)
液晶パネルのフチにLEDを配置する「エッジライトLED」を採用。エッジライト方式はノートパソコンや携帯電話機などに利用されている技術だ。
液晶パネルの周囲から中心に向かって光を照射。その途中で複数の「反射板」により光を反射させ、液晶パネル正面にまんべんなく光を出す仕組み。
これにより液晶パネルの後ろにバックライトを配置することなく、究極の薄型化を実現したのだ。
これだけ薄いと壁掛けしたい気持になるのは当然のこと。KDL-40ZX1は専用の壁掛け金具を用意しているが、その厚さは20mm。KDL-40ZX1本体の厚みと合わせて約47mm、つまり5cm以内で設置が可能だ。
ちなみにKDL-40ZX1はVESAマウントに対応しており、ディスプレーアームなどに設置することもできる。
テレビ本体にはチューナーを内蔵しておらず、別途外付けのチューナーユニットを設置する必要がある。
ただし、KDL-40ZX1はテレビとチューナーユニットの間を標準状態でワイヤレス化。別途ワイヤレス通信ユニットを購入する必要がない。