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新コンセプトでコンデジ市場の活性化を狙う

外は「ふんわり」中は「質実剛健」、PowerShot E1の秘密

2008年09月02日 16時00分更新

文● 西川仁朗/トレンド編集部

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起動画面はカラバリごとに用意、操作音にもこだわり


 ユーザーインターフェースも独自になった。

 例えば、起動画面はカラーバリエーションごとにそれぞれが本体のテイストにあわせたオリジナル画面を採用している。

3色それぞれの起動画面。テーマに沿って微妙に違う。VANILLA WHITEの白は「草原」、COTTON PINKはピンクは「家」、AQUA BLUEのブルーは「海」がテーマになっている

 さらに、撮る心地良さに直結してくる、起動音、操作音、シャッター音はオリジナルの作動音になっている。

起動音
起動音
シャッター音と操作音
シャッター音操作音

 E1は通常社内で行なうPowerShotのデザインコンペを経ていない。プリンター「SELPHY CP770」のコンセプトデザインを担当したデザイナー、磯野梨影氏を起用している。E1のデザインを統括した伊藤英記氏は「キヤノンの遺伝子が濃く刻み込まれたスタッフより、E1の世界観を新たに構築できる外部のデザイナーを起用したかった」とその狙いを語る。

プリンター「SELPHY CP770」

特徴的なデザインのプリンター「SELPHY CP770」。

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