キヤノンマーケティングジャパン(株)は26日、コンパクトフォトプリンター「SELPHY ES3」「同 ES30」を9月中旬に発売すると発表した。価格はいずれもオープンプライスで、実売価格は「SELPHY ES3」が約2万3000円前後、「SELPHY ES30」が約1万8000円前後。
本製品の特徴は、金や銀のインクを使った印刷が可能になるなど、「フレーム」や「スタンプ」機能が充実した点だ。また、種類が増えただけでなく、Lサイズやカードサイズでもフレームが使える。カレンダーのレイアウトも12種類に増え、自由なレイアウトでオリジナルカレンダー作りが可能になった。機能面では、「プレビュー」機能を搭載し、フレームやスタンプなどの効果を印刷前に確認できるなど使いやすさもアップ。自動写真補正に色かぶり補正機能が加わり、より簡単にきれいな写真が印刷できる。
「SELPHY ES3」は、お気に入りの画像を本体に保存できる機能を搭載。焼き増しモードもあり、印刷した画像を同じ状態であとから印刷できる。トリミング加工などをしても、設定が保存されるのがうれしい。
「SELPHY ES30」は、「同ES3」の機能限定製品とはいえ、写真補正機能や、金銀のフレーム印刷にも対応。お気に入りの写真を保存する機能などはないが、印刷は十分に楽しめる。
両製品とも、カードスロットは、SDメモリーカード、メモリースティックといった20種類のメモリーカードに対応し、携帯電話で採用されるmicroSDカードもアダプターなしで装着できる。
