DS Lite Orchestraの誕生
新しいことは常に奇異に見える。そんな風に見た目の問題を前向きに考えると、コーヒーチェーン店生まれの「カフェテクノ」のような音楽スタイルが生まれてもおかしくないと思った。それがどんな音楽になるのかは分からないが。
とりあえずわれわれは、音出しが終わって気付いたら、目の前に3台のDS Liteが並んでいたので、これを「DS Lite Orchestra」と命名した。
それぞれフィルタの開閉やループのタイミングがずれていく設定にしておけば、放っておいても連続したバリエーションを刻み続ける。時には有人演奏より意外性のある和音を奏でたりするから、サウンドインスタレーションとして鳴らしっぱなしにしておいても飽きない。
今回はそんな無人テクノ楽団 DS Lite Orchestra のビデオを見ながらお別れです。ではまた次回。
俺らは誰か!? そして何をするのか
電子工作からバンド演奏までさまざまな活動を行なうユニット。各活動に共通するテーマは「電気が通ること」。アナログ・デジタル問わず、電気が通って楽しいことなら、何でもやる覚悟。発起人のスタパ齋藤、船田戦闘機、上杉季明に加え、四本淑三、大木真一が参画中。
この連載の記事
-
第8回
AV
DS-10を歌わせる、ヨナオケイシの超絶テク -
第7回
AV
開発者が語る「KORG DS-10」の秘技 -
第6回
AV
DS-10公式イベントに出演──イパネマの娘を生で -
第5回
AV
KORG DS-10──生みの親・佐野信義氏に挑戦 -
第4回
AV
音でつながる掲示板「ピコカキコ」に挑戦だっ!? -
第3回
AV
冥土の土産に世界デビュー、動画投稿サイトはステージなのだ -
第1回
AV
どっこい生きてる、アナログシンセ 「KORG DS-10」 -
AV
つなげ!オンガク配電盤〈目次〉 - この連載の一覧へ