Atomマシンに地デジ用パーツを組み込もう
ビデオカードと地デジチューナーをPCに接続する前に、地デジが正しく見られるかをチェックしてみよう。バッファローでは地デジを快適に観られるかどうかを判定するテストソフトウェア「ストリームテスト for 地デジ」を無料配布している。同ソフトを使えば地デジチューナーの購入前に、そのPCで地デジが問題なく視聴できるかどうかを確認できる。
ストリームテスト for 地デジ
テストの結果。ヤバいかも……。「ストリームテスト for 地デジ」は、解像度の高い動画から低い動画を順繰りに再生するのだが、HD動画の再生テストでかなりのコマ落ちが発生している。ただ、冒頭のフルHD動画はCore2 Quad Q6600とRadeon HD 2600XTを搭載したPCでも、若干のコマ落ちが発生したため、これくらいはどうということはない、……ハズ。いや、問題ないと思おう! Atom君は強い子だ!! それに何より、実は逃げ道があるのだ。バッファローの「DT-H50/U2」には地デジのハイビジョン映像を、DVD並みかそれ以下に低解像度化して視聴する機能がある。コレさえ使えば「Atomマシンで地デジが観られる」という事実に間違いはないのだよ!<ヨブ・トリューニヒトばりの詭弁ですよ。
気を取り直してビデオカード増設
地デジPCとして致命的な部分に大きな懸念が発生したわけではあるが、気を取り直してビデオカードを増設。もうこっちはルビコン川を渡ってるんだよ! 2ページ目にもになって、引き返せるかっての!! おっと。ここでも問題が発生……。「GX-HD2400/P256」は問題なく搭載できたが、「AL-GF8500GT PCI」を搭載すると、なんだか見た目がおかしい。実は彼、1スロットビデオカードに見えるのだが、クーラー部分が厚く、1.5スロットを消費する。このため、ケースによっては完全に搭載できないことがある。なんてこった。Mini-ITXケースはギリギリまで小型化しているものが多いので、ワタクシのような悲劇を繰り返さないよう、ビデオカード選びは慎重に行なおう。no more HAMIDASHI!
失敗を忘れない
ともあれ完成!
ビデオカードを「GX-HD2400/P256」とすることで、(いちおうは)スマートな完成を見た。さあ、Atomマシンで地デジは観られるのか。それともワタクシがヨブ・トリューニヒトとなって、読者諸賢に処断されるのか。お楽しみに!
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