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1470万画素デジタルカメラ

レビュー:LUMIX DMC-FX150

2008年09月05日 18時00分更新

文● 周防克弥

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画素数の向上によるメリットを考察


 デジタル一眼レフ並みの1470万画素には、どれだけの効果があるか。実際に1220万画素CCDを搭載するFX-100と比較した。高画素化によりトリミングの自由度が上がり、300万画素クラスの描写力を保ったまま7.7倍相当までズームできるものの、画面で見たり、印刷したときもその差はほとんどわからない。なお、印刷に関しては、A3サイズまでなら商業印刷に応える画像サイズで記録できる。

「FX-100」(左)と「FX-150」(右)の遠景写真を拡大して比較。細部の再現性にわずかな差が見られるが、ひと目で確認できるレベルではない。当然、写真サイズの用紙にプリントしても結果は同じだ。なお、下部の写真は双方の元写真


【Conclusion】
○  マニュアル機能やAFポイントのマルチ選択モードを新搭載。写真をただ撮るだけではなく、画を作り込むような撮影にも使える機種に進化した。

×  マニュアル撮影時に、絞りを開閉の2種類からしか選べないのは残念。広角28mm相当は少し寂しい。上位モデルなので、24mm相当までほしかった。

(MacPeople 2008年10月号より転載)


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