画素数の向上によるメリットを考察
デジタル一眼レフ並みの1470万画素には、どれだけの効果があるか。実際に1220万画素CCDを搭載するFX-100と比較した。高画素化によりトリミングの自由度が上がり、300万画素クラスの描写力を保ったまま7.7倍相当までズームできるものの、画面で見たり、印刷したときもその差はほとんどわからない。なお、印刷に関しては、A3サイズまでなら商業印刷に応える画像サイズで記録できる。
【Conclusion】
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マニュアル機能やAFポイントのマルチ選択モードを新搭載。写真をただ撮るだけではなく、画を作り込むような撮影にも使える機種に進化した。
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マニュアル撮影時に、絞りを開閉の2種類からしか選べないのは残念。広角28mm相当は少し寂しい。上位モデルなので、24mm相当までほしかった。
(MacPeople 2008年10月号より転載)