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超爆速に思わずア然のベンチマーク編

Qosmio G50新兵器、SpursEngineがスゴすぎる件【後編】

2008年08月21日 09時00分更新

文● 古田雄介

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3Dゲームには向いてるのか?

 それではいよいよ高いスペックを要する3Dゲームでの性能を測ってみる。まずはFINAL FANTASY XI for Windowsオフィシャルベンチマークソフト3のスコアを測定。3回計測した平均値(小数点以下切り捨て)はLowが8848で、Highが6138だった。これは高解像度でFINAL FANTASY XIをプレイしても、ストレスと無縁で楽しめるレベルだ。

 しかし気がかりなのは、Qosmio G50が1920×1080ドットという超高解像度液晶を搭載している点だ。ゲームによってはフルHDでの表示が可能だが、画面が広いほどマシンにかかる負荷は大きくなる。そこで「3DMark06」を使い、1024×768ドットと1920×1080ドットの2種類の解像度でパフォーマンスの違いを調べてみた。結果は以下のグラフのとおり。なお、計測値には3回の計測による中間値を採用している。

総合スコア

CPUスコア

Feature TestsにおけるPixel Shader値

Feature TestsにおけるVertex Shader-Complex値

 解像度の違いによって、総合スコアと各シェーダーのテストの結果に変化がみられた。Pixel ShaderとVertex Shader-Complexはともに、高解像度であるほどグラフィックスメモリーを必要とするため、専用メモリーが最大512MBのGeForce 9600M GTは、フルHD表示においてはボトルネックになると考えられる。それでも1920×1080ドット時の総合スコアが3000を超えており、ゲーム用途でも十分な実用性を備えているといえるだろう。

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