曲のインポート方法について
ここからはある程度DJについて知識のある人向けに、具体的な解説をしていこう。
Pacemakerへの曲のインポートはパソコンでする。レコードから録音した曲や、CDからリッピングした曲を「Pacemakerエディタ」という楽曲管理ソフトに読み込み、それをUSB経由でPacemakerへ転送する。対応フォーマットはMP3、AAC、WAVEなどだが、iTunesで購入したようなDRM付きの曲には対応しない。
プレイの前に
Pacemakerはスピーカーを内蔵しないので、音を出すにはPacemakerのラインアウトをアンプやスピーカーにつなぐ必要がある。さらにヘッドフォンをつなげば準備OKだ。
シンプルだが直感的なインターフェース
ボタン類は非常にシンプルにまとまっている。早送り、巻き戻し、再生/一時停止などの基本的な操作ボタンのほか、タッチ式のクロスフェーダーと、丸形のタッチパッドを搭載しているのが特徴的だ。
キモとなるのはこの丸型のタッチパッドで、EQやピッチ調整、エフェクトなど、MIXに必要なほとんどの操作ができる。本体側面のソフトキーと組み合わせることで、対応する機能を切り替える仕組みだ。